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115.時間の価値は相対的。だからこそ最も大切な刻みの気持ちで今を生きる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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時間は私たちにとってかけがえのない資源です。そして、誰に対しても絶対的かつ平等に流れているものでもあります。過去へ遡らせることもできず、未来へと進めることも不可能で、まさに現在を生きることでしか消費できない即時的な概念である“時間”。それをどう使うかは、私たち次第です。

そのため同じ1時間でも1分でも、使い方によって意味が大きく変わるものであるとも言えます。また、環境や置かれた状況でも大きくその価値が変わってきます。例えば、休日にボーっと過ごす朝の1時間と平日に遅刻しないように移動する1時間では、時間に対する心的余裕が異なりますし、ゆっくり散歩をする1分と陸上アスリートの全力疾走1分では、単位時間当たりの距離的価値が変わってきます。

このように時間を価値ではかると、極めて個別的であり相対的なものであると分かります。時の流れを浪費するのも大切に使うのも同じ時間であるなら、時間価値の質を高めていった方が、後悔の無い人生を送ることができるのではないでしょうか。

例えば、休息する場合などでもダラダラと何となく過ごすのと、積極的にしっかり休むのとでは、価値的な意味合いが異なりますよね。同じアクションを起こす場合でも、後者のように意図して価値ある時間を積み重ねることで、非常に豊かな人生へと繋がっていくはずです。

今ここに自分が在り、生きている時間(生命)を消費しているという“刻みの気持ち”を意識して過ごせば、自ずと無駄に使うことはなくなるはずです。

時の刻みを大切にすることは、自分の人生を大事にできるということでもあるのです。

Q.あなたは時間を効率よく使うために工夫していることはありますか? どんなときに時間を無駄にしたと感じますか。


15.人に尽くしたあとは天命を待ってみる