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161.価格設定には、「質」以外にも「心」、そして「魂」の価値も含まれている

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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“価格設定”これはモノやサービスを販売する上で、かなり頭を悩ませるものだと言えます。安すぎるのも商品価値を下げてしまうし、高すぎるのも購入者を選んでしまいます。適正な値段とは一体どのようにつけるものなのでしょうか。

価格を決定する上では、基本とする価格をまず定めなければなりません。その元となるのが“原価”ですよね。そして、仕入れ原価に値入れ額を加算していきます。一般的には“価値(質)”や“競合(需要)”を考慮していくのがセオリーだと言えます。

ただ意外と知られていないのは、“心”を込めた価値も加算した方が良いということ。心とは想いであり、その商品にかける愛情や情熱。このエモーショナルな要素は、その会社固有のものであり大きな差別化となります。

例えば、同じ地域の同じ糖度のりんごでも、大規模ファームで収穫され工場から全国に出荷したものと、小さな農園で農家夫婦が一個一個丁寧に収穫しトラックで販売に来たものを比べたらどうでしょう。後者の方が何だか心が温まりませんか?

それは同じものでも心による付加価値が見えやすいからです。これもまた価格設定に加える要素だと言えます。モノやサービスそれ自体を享受すると共に、心でも味わえるなんて贅沢ですよね。

さらに言うと“魂”も大きな付加価値となる偉大な要素です。魂とはその商品に携わる従業員全員の想いだけでなく、企業全体が取り組む社会貢献への取り組みが合致したときに込められるもの。CO2排出減や貧困を救うことに繋がるものなどがそうです。

この商品を購入することで、環境問題が緩和される。このサービスを購入すれば、誰かが幸せになる。そういった企業の信念が魂となって入魂された商品には、ただモノをつくるだけではない説得力があります。

目に見えないものこそ価値を高める材料となり、価格設定に加味する要素なのです。

Q.あなたは目に見えない価値を感じたことはありますか? それは何ですか。


61.誰かのためでなく自分のために占いを活用する