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シーアにディプロにラビリンスって、そりゃいいに決まってるだろ!(レコードジャケットの楽しみ #8)

こんにちは、吉田です。
レコードジャケットを自宅の部屋に飾ってニンマリする連載の8回目です。
(連載のマガジンはこちら)

今回は今までとはチョット違うパターンでのご紹介となります。
今までは3枚のアルバムそれぞれのレコードジャケットをご紹介してきましたが、今回はなんと1枚のアルバムのご紹介になります。
どういうことかというと、「アウタージャケット」と「インナージャケット」、それに「レコード盤自体」の3つになります。

まず、そのアルバムをご紹介しましょう。
今回のアルバムは、LSDの「Labrinth, Sia & Diplo Presents...LSD」です。

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どうですか?
ポップで見ているだけで楽しくなるジャケットでしょ。

このアルバムは、実はジャケットにその良さがあるのではありません。
楽曲がメチャクチャすばらしいんです。
というか、このLSD、メンバーがすごすぎです!

LSDというのはユニット名で、メンバーはシーア(Sia)、ディプロ(Diplo)、ラビリンス(Labrinth)の3名で構成されています。
LSDというのは、この3名の頭文字(LabrinthのL、SiaのS、DiploのD)を取っているわけですね。
この3名のうち、シーアとディプロが私の超お気に入りで、このLSDから楽曲が発表されたときは悶絶してしまいました。

どんな3名なのか?
それはこのアルバムのインナージャケットに写真があるんです!
この3名です。

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向かって左がシーア、真ん中がラビリンス、右がディプロです。
シーアとラビリンスはLSDのイメージカラーのイエローとブルーの衣装をまとっていますが、ディプロは白ですね。なんででしょうか?

では、そのうち2名を簡単にご紹介しましょう。
(ラビリンスは実はLDSの発表で知りまして、皆さんに語れるほどのネタが無いので割愛させていただきます。スイマセン...)

まずはシーアです。
シーアはオーストラリアのシンガーソングライターで、私の好きな数少ない女性のソロアーティストの中のひとりです。
シーアとの出会いは楽曲「Chandelier(シャンデリア)」のMVをMTVで見た時が最初ですが、MVというより楽曲自体に即座にほれ込み、私の中ではケイトブッシュに続く好きな女性ソロアーティストになりました。
すべてのアルバムがいいのですが、最新作の「EVERYDAY IS CHRISTMAS」は巷の評価はイマイチなものの私の中では元気にしてくれるアルバムとしてヘビロテしています。ジャケットもいいので、また別の機会にご紹介したいと考えています。

続いてディプロです。
ディプロはEDM系のアーティストですが、最近はプロデューサーとしての活躍のほうがメインで、今や大御所のひとりとなっています。
なんといってもディプロが立ち上げたメジャーレイザー(Major Lazer)というプロジェクトがメチャクチャよくて、私との出会いもメジャーレーザーのMVになります。
そのMVは「Get Free」と「Watch Out for This」。
この2つのMVについては、別のマガジンで連載している「オススメMV(MusicVideo)」「メジャーレイザーって何者だ!?古いようで新しい、レゲエのリズムに乗ったこのMVを観よ!」として掲載しています。併せてご覧ください。

メジャーレイザーは、2枚目のアルバム「Free The Universe」がお気に入りですが、最近は内容てんこ盛り過ぎてちょっと食傷気味です。
DJスネイクやムーとのコラボや、ジャスティンビーバーやトラヴィススコットとも組み、もう大物食いまくりの状況ですが、それだけにシンプルだった(昔が良かった...)と思うこともしばしばです。

この2名(ラビリンスさん、ゴメンナサイ...)が組んだとなると、悪いはずがありません。
アルバムに収録されている楽曲は、全曲「すばらしい!」のひと言につきます。本当に全曲素晴らしいので、「ほんと?」と思われる方は、ぜひ聞いてみてください。
このアルバム、Spotifyにあるのですが、毎日1回以上、確実に聴いています。聴いても聴いても全く飽きない。それぐらいこのアルバムはスゴイんです。

話が長くなりましたが、3枚目はレコード盤自体です。
このアルバム、いわゆる「カラーバイナル仕様」です。

「カラーバイナル」とは、レコード盤自体に色がついていたりデザインが施されているもので、このアルバムは以下のようなデザインになっています。

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カラーバイナル仕様ですが、あまり凝ったデザインじゃないですね。
チョット残念です...

なお、このLSD、MV(MusicVideo)もリリースしています。
たくさんあるのですが、そのすべてが驚くほど完成度が高く、YouTubeにオフィシャルMVもアップされているので、併せてご覧いただければと思います。
しかし、私が別のマガジンで連載している「オススメMV(MusicVideo)」に取り上げる予定はありません。なぜか?
それは「完成度が高すぎるから」です。

LSDのMVは、すべてが高いレベルで計算され、細かい内容まで作りこまれて視聴者に提供されています。
いわばLSDの世界観のイマジネーションが全て具現化されて提供されているんです。
つまり、視聴者は考えたり想像したりすることなく、そのままを受け入れればLSDの世界に没頭し圧倒され、高揚感や満足感を得ることができます。
そこには完全に受け身の「私」が存在します。

もちろん、作品としてのMVは素晴らしく、皆さんにも一度はご覧いただきたいのですが、私の「オススメMV」の条件には当てはまらないため、マガジンの連載でのご紹介はしない...ということです。

話がそれてしまいましたが、今回の1枚は、こんな感じで3つに分けて飾っています。

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レコード盤自体を飾るというのも新鮮でいいですね。

今回の1枚(3枚?)、いかがでしたでしょうか?
LSDのこのアルバム、掛け値なしにお勧めですので、未体験の方はぜひ聴いてみてください。
Spotifyにもあるので、皆さんもヘビロテすること確実です。

ではまた来週、お会いしましょう。

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