話上手になるために不可欠なこと
以下は音声内容をテキストに纏めたものです。
今回は話上手になるために不可欠なことについてお伝えします。
あなたは話上手になりたいでしょうか。
私はなりたいです。ただ話ベタすぎるので、今回はコミュニケーションの達人が書いた本を2冊読んだので、その共通項を書いていきます。
読んだ本は以下の2冊です。
『1分で話せ』 伊藤羊一
『世界最高の話し方』岡本純子
『1分で話せ』は、武蔵野大学アントレプレーナーシップ学部の学部長である伊藤羊一さんが書かれた本です。
『世界最高の話し方』は、伝説の家庭教師と呼ばれている岡本純子さんが書かれた本です。
お二方ともコミュニケーションの達人ですので、どちらの本も大変参考になりました。
「プレゼンが上手くなりたい」、「他者と信頼関係を構築したい」、「人間関係を良くしていきたい」と考えている方は必読です。
この2冊の内容に共通することですが、結論から言うと、聞き手にどういう気持ちになってもらいたいか、そしてどう動いてもらいたいかを明確に決めた上で話すということです。
私も含めて、多くの方が何を言うか?どういう言い回しをするかを意識しすぎて、コミュニケーションの目的が不明瞭だと思います。
一番大切な部分が不足して、テクニック論だったり、上っ面なことばっかりに囚われてる気がしています。
私にとって本当に耳が痛い話で、その通りだなと思ったので、今回お話ししたいと思いました。
自分起点で話をするのではなく、まずは聞き手の頭の中に自分の話が入りやすいように、枠組みを作る。そこがファーストステップ。
そのためにロジック(論理)が必要。
あとは聞き手に、こちらが話をしている内容を自分ごととして捉えてもらうために、頭の中にイメージを浮かべてもらう。
つまり左脳と右脳の両方に向けて、相手に伝える必要があるんです。
頭では分かっているけど、なんか動きたくないよねとか、なんか今一歩動く気にならないよねっていうことって結構あると思うんですよね。
ロジカルシンキングがずっと流行っていて、そういったものを習得している方が理路整然と話すという場面はよく目にするけど、やっぱなんか動かねえよなっていうふうに自分も思ったことありますし。
過去の自分もそんな話し方をしていて、淡々とただ話すみたいな感じだった記憶があります 。
今思うと右脳への訴えが足りなかったなと思います。
話の内容を聞き手が自分ごととして捉えて、なんかこうしたら、こんな感じになりそうだよなっていうのが頭の中に浮かばなければ動かんよねっていう話です。
その辺、ジャバネットの話し方ってやっぱり人を惹きつけるなって思うし、そこで紹介されている商品って本当に欲しくなるのは、右脳・左脳の両方に訴えているからなんです。
また話上手の方の共通点としては、聞き手のことをまず考えられる人だと思います。
聞き手はどんな人なのか、どういうことに興味関心があるのか、その情報をもとに聞き手の頭の中の枠組みを変えて、そこから頭の中に自分ごとと捉えるようなイメージを作り上げるための話をするということです、
コミュニケーションの目的は他者にどんな気持ちになってもらうか。そしてどう動いてもらうかなので、そこを忘れてはいけませんね。
何のために話すのっていうところがないまま話してもやっぱ響かないですよね。
私も意識しますが、これをお読みのあなたもちょっと思い当たる節があれば、ぜひ意識して話の仕方を変えていきましょう。
今回紹介した2冊は、他にもコミュニケーション力を飛躍させるヒントが多く載っていました。
コミュニケーション力を改善したい方はぜひ、確認してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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