【マインドセット】"わからないこと"は問題ではない

以下は音声内容をテキストに纏めたものです。

今回は"わからないこと"は問題ではないというお話をしていきます。

私は学習塾に勤めているので、いろんな生徒さんを見ていますが、その中でどうしても成績が伸びない子っていうのがいるんですね。

※以前お話しした他責思考、以外です。

そういったこの特徴として挙げられるのが、わからないを認めたがらないっていうことです。

よくあるのが「先生にわからない部分を聞けない」とか「自分の解いたテストを丸つけする時にバツが嫌なので、間違っててもその場で書き直して丸にする」とかです。

これらはマインドセットに問題があります。

そもそもマインドセットっていうのは思考の枠組みっていう意味で、スタンフォード大学の心理学者のキャロル・S・ドゥエッグさんは、マインドセットを2種類に分けてます。

一つ目が硬直マインドセットで、今の自分の能力を誇示するよう見せつけることに焦点を当てて、失敗を恐れるゆえに挑戦をしなかったりとう特徴があります。

もう一つは成長マインドセットです。これは自分の成長に重きを置いていて、失敗を恐れずき挑戦をしていきます。

自分の能力を誇示しようとは思わず、自分が成長するか否かっていうことを大事にしているのです。

もちろん言わずもがな、どちらがいいかっていうと、どの分野でも成功するのは成長マインドセットの持ち主の方々です。

ビジネス、教育、スポーツなどあらゆる分野でもいえます。

最初にあげた特徴を持つ子どもは確実に硬直マインドセットの持ち主なので、そういった子は、なかなか成績が伸びません。

偉そうなことは言っていますが、今も分からないですけども、かつては少なくとも私は硬直マインドセットの持ち主でした。

仕事で分からないことがあったとしても、聞けなかったんですね。

「バカにされるんじゃないか」とか「能力低い奴だと思われるんじゃないか」みたいなことを考えていて、なかなか聞けなかったんですね。

できないことを認めたがらなかったし、分からないことを放置していた時期もありました。

今となっては本当にダメだったなと自ら反省しています。

変えようと思ったきっかけは、先ほどのキャロル・S・ドゥエッグさんが書かれた「マインドセット やればできるの研究」を読んでからです。

自らが硬直マインドセットの持ち主だと実感したので、そこから意図的に変えるよう努力をしました。

具体的には、先輩に聞くようになりました。

当初の自分は分からないことを聞くも、こんなことも分かんないほ?みたいな反応が帰ってくることが大半だと思っていたんですけども、そんなことはなく丁寧に教えてくれました。

むしろ優しく声かけをしてくれて、しっかり教えてくれた先輩方がほぼでした。

そこからというものはどんどん分からないものは聞いて、その都度吸収していって、自分の成長にフォーカスできるようになりました。

なのでこれを聞いているあなたがもし硬直マインドセットであれば、成長マインドセットに変えましょう。

成長にフォーカスをした方がどういった分野でも成功すると思います。

ちなみに「マインドセット やればできるの研究」という本は、大変お勧めです。

教育、スポーツ、ビジネスあらゆる分野で人の事例をもとに成長マインドセットがいかに成功するのか、硬直マインドセットがいかに落ちていくかを説明しています。

私はこの本を読んで成長マインドセットでなければ、何やってもダメだなっていうのを心の底から深く思いました。

なので無理っくりでも自分の行動を変えようと思ったきっかけを与えてくれた一冊です。

ぜひ一読していただけると嬉しいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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