子どものYouTube依存にどう立ち向かうか?
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は、子供のYouTube依存に対処する方法について話します。
多くの親御さんが、子供がYouTubeに夢中になっていることに悩んでいます。
私が学習塾で働く中で、200組以上の親子と接してきました。
その経験から言えるのは、自習室でYouTubeを見続ける子供たちがいるということです。
学校がiPadを配布している今日では、YouTubeが勉強の手段なのか、ただの娯楽なのかを見分けるのが難しくなっています。
ただ、明らかに勉強に関係ない内容を見ている場合、私たちは声をかけて対応します。
しかし、声をかけてもYouTubeの視聴をやめるわけではありません。
このような状況の子供たちは、勉強以外にあまり興味がない傾向にあります。
特に、中学1、2年生の男子に多く見られます。中学受験の勉強に追われ、その反動でYouTubeに没頭するケースが多いです。
小学校から中学にかけて、勉強に多くの時間を割いてきたが、それが楽しいわけではなかったため、YouTubeへの依存につながっている気がしています。
その対策として、親御さんには、子供と一緒に新しい体験をすることをお勧めします。
初めての経験には抵抗感がありますが、共に乗り越えることで子供が熱中できる何かを見つけることができるかもしれません。
重要なのは、YouTubeを見ることを強制的にやめさせようとすることが逆効果であるという点です。
人は禁じられるとやりたくなる心理、心理的リアクタンスが働きます。
もし子供が新しい興味を見つけられない場合、親御さんは自分の本音を率直に伝えると良いでしょう。
例えば、「お母さんは、あなたがYouTubeばかり見ていると、将来が心配で不安になるの。勉強も大切だし、他に楽しいこともたくさんあるから、一緒に違うことにもチャレンジしてみない?」といった具体的で理解しやすい言葉を使うと、子供にも親の気持ちが伝わりやすくなります。
夫婦間のコミュニケーションと同様、率直な気持ちの共有は、相手にポジティブな変化をもたらすことがあります。
参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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