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受験においても、EQはマスト

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「受験においてもEQはマスト」というテーマで話をしていきます。

EQ、つまり心の知能指数について、ダニエル・ゴールマン氏が書いた「EQ心の知能指数」という本から一般に広まった概念ですね。

この本は20年以上前に出版されましたが、今も色褪せない内容だと思います。

具体的に、EQとは自分自身を動機づける力、快楽を我慢する力、衝動をコントロールする力、他者に共感する力などを指します。

これらは成功に大きく寄与する能力であり、IQよりもEQを高めた方が成功しやすいと言われています。

なぜなら、情動を処理したり、人間関係を構築したり、共感する能力はIQより直接的に人としての成長に関わるからです。

さらに、EQは変えられるんです。IQが何歳までに決まると言われがちですが、EQは年齢に関係なく伸ばせます。

学習塾で働いている私は、能力は高いけど成績が伸び悩んでいる子供たちに出会います。その多くは、EQが低いことが原因ですね。

たとえば、国語の物語を読んで、登場人物の気持ちを汲み取る力は、他者に共感する力がある方が高まります。

勉強は一般的につまらないものですが、自分自身を動機づけできる力がある生徒は成績が良く、EQも高いと思います。

EQを高める方法としては、自分の感情や他人の感情について話し合う機会を設けることが重要です。

例えば、子供に今どんな感情を抱いているかを言葉で表現してもらい、その理由も話してもらうことです。

そして、親も自分の感情を子供に伝え、感情についての対話を重ねることが大切です。

今の子供たちは感情を出さないことが美徳とされがちですが、EQを高めるためには感情に正直になり、それに向き合うことが必要です。

EQの高い子供は、感情と上手に向き合い、それを処理する能力を身につけています。これからの時代、EQはますます重要になるでしょう。

ダニエル・ゴールマン氏の「EQ 心の知能指数」にも似たことが書かれています。

この話が参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いているのはどんな人?と少しでも気になった方は、こちらを見てもらえると嬉しいです。



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