【就活】最初から業界を絞らない
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は「最初から業界にこだわらない」というテーマでお話しします。
学習塾で働いており、塾講師をしている大学生と話す機会があります。
その中で、就職活動がよく話題になります。話を聞くと、多くの学生がある程度業界を絞っています。
例えば、「金融系がいい」「不動産に興味がある」「コンサルタントになりたい」といった意見が多いです。
しかし、個人的には、業界を絞ることに疑問を感じています。なぜなら、実際に働いた経験がないので、その業界がどんなものかわからないからです。
また、知識や経験も少なく、手に入る情報は本やネットに書かれたものだけで、それは完全に二次情報です。
そういった中で、イメージや雰囲気だけで業界を絞って就職活動をすることは、その人の可能性を狭めてしまうと感じています。
私自身の経験では、学生時代は食品業界で働こうと思っていました。食品業界を中心に就職説明会に出席していました。
自分は機械系の学部で、周りはメーカーへ行く中、一人だけ食品業界を見ていました。
しかし、結局は食品業界ではなく、コンビニ業界に行きました。そのきっかけは、理系学生をターゲットにした合同説明会に友達に誘われて参加したことでした。
その説明会で初めてコンビニの企業の話を聞き、「これは思った以上に面白そうだ」と感じました。そこで一気にその企業に惹かれました。
業界を絞らずに興味のある会社の説明会を次々と聞いていたことが、このような結果につながりました。
その合同説明会では、特定の業界に限らず、いろいろな業界の企業が参加していました。たまたまそのコンビニの企業の話を聞いたことが、私にとってのセレンディピティでした。
その結果、新卒でその企業に入り、今に至るまで一切後悔していません。もちろん失敗はありましたが、後悔はありません。
そういった経験から、知識や経験もないうちに業界を絞って就職活動をするのはどうかと思います。
これから就職活動をする方や、すでにしている方に対しては、業界を絞らずに、いろいろな企業の話を聞きに行くことをお勧めします。
この記事を書いているのは、どんな人?と少しでも気になった方は、こちらを見てくれると嬉しいです。
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