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「質の高い睡眠」を試してみた。

先日から、夫が「中田敦彦のYouTube大学」を観はじめた。

2019年4月にチャンネルを開設し、現時点での登録者数は200万人を超えている。これは札幌市の人口(2017年時点)より多いというのだから驚きだ。

2人暮らしの狭い家なので、必然的に私も隣で観ているのだが、歴史や経済、数学や政治など多岐にわたって、あっちゃんが本で読んだ知識を分かりやすく動画にまとめており、これがなかなか興味深い。というか、話すのが上手いな〜と思う。

今回は、「スタンフォード式最高の睡眠」西野精治(サンマーク出版)を参考に「質の高い睡眠」についてまとめられていたので、早速試してみた。

「睡眠の質を上げる」には
ⅰ.就寝の90分前に15分間入浴する。
ⅱ.手足から熱を放出させる。※就寝時の靴下禁止
ⅲ.就寝、起床の時間を固定する。
ⅳ.寝る前に脳を使わない※作業や考え事、スマホ(光)も禁止

これにより黄金の90分(第一周期のノンレム睡眠)をつかめるらしく、オリジナルの枕や高級マットレスを使用するということではないらしい。

就寝時間を23:00、起床時間を7:00に決め、寝る90分前に15分間入浴。
ちなみに、15分間も熱いお湯に浸かっているのは無理だろうと、普段は42度のところを40度に設定した。

入浴後、ポカポカした身体を布団に横たえ、23:00までの残り時間をゴロゴロと過ごすのだが、脳を使わないというのは案外難しい。笑
スマホはもちろん、本を読んだりもせず、天井とにらめっこ。
最終的にcocorus(ココルス)をして残り時間を過ごすことにした。

■結論

夫:4時間睡眠 (内1時間 深い睡眠) ※Apple Watchにて計測。
私:6時間睡眠 (計測していないため詳細不明)

私はcocorusの途中でどうやら寝落ちしたらしく、朝トイレに行きたくなって目が覚めるまで、比較的ぐっすり眠れた(ような気がする)。普段と比べて夢の記憶もないので、計測こそしなかったが「黄金の90分間」をつかめたのではないか…と考えている。

それにしても驚いたのは夫の睡眠時間の短さだ。

お風呂上がりもヨガマットの上で念入りなストレッチをし、眠りの質を貪欲に高めにいっていたにもかかわらず、普段よりも眠れていないのはなぜか。

(15分間も入浴したから身体が温まり過ぎたんかな?)
※普段の夫の入浴時間はめちゃくちゃ短い。

(ストレッチで逆に目が冴えたんかな?)
※寝る前の2人の行動を比較し唯一違う点。

動画の内容を忠実に試してみた結果が夫婦であまりにも異なるので、うんうん頭を悩ませる私に向かって夫がまさかの告白をしてきた。

夫「実は、枕が絶妙にあってへんのよなあ・・・」

私「んっ!!?!?!?? 枕・・・・・?」

枕ってずっと使ってるそれ?
去年の誕生日にプレゼントしてもうすぐ8ヶ月になるそれ?(困惑)

なんということでしょう。
8ヶ月もの間、睡眠の質を高めていると思っていた枕が原因で、眠りの質が低下していたなんて〜〜〜

劇的ビフォーアフターでお馴染みのフレーズが脳内再生される。

ちなみに夫の話をまとめるとこうだ。

・店頭で試した時とは異なり、家のマットレスとの相性が悪く枕の高さが絶妙に合っていなかったこと
・プレゼントでもらった、かつそこそこの値段のものだったので言い出せなかったこと
・昨夜は枕が原因で深夜2時まで起きていたこと

8ヶ月間もひっそり、だが確実に秘めていた思いを吐露しスッキリしたのか、夫は枕のお試しレンタルサービスのサイトと早速にらめっこしている。

「あっちゃん、、、風呂でも光でもなく枕が原因でした、、、」

新しい枕が夫の睡眠の質を向上させることを今は切に願っている。

「note」を書くための糖分に変わります。