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旅先から自分宛に書く手紙の話。

旅先で絵葉書やポストカードを買うようになった。自分用のお土産として価格もお手頃なものが多く、デザインもその地にちなんだモノが豊富でかわいらしい。どんどん溜まっていくので時々旅のおすそ分けとして、「〇〇へ行ってきました。」と筆を執ることもある。

気軽に連絡を取り合える時代だが、手書きで文字を書く習慣は大切にしたいと思う。日記や手紙、買い物のメモなど自分の字でそこに記すことは、私にとって自身と向き合う大切な時間だ。

新婚旅行でトルコへ行った時も、ツアーの先々でポストカードを購入した。1枚1〜2トルコリラ(当時にして18円〜36円ほど)で、気軽に購入できたし、1枚だけ持ってレジの列に並んでいると、「1枚だけなら持っていきな、お嬢ちゃん。」と店のおじさんからサービスしてもらえたりした。

海外旅行に慣れていないこともありツアーで巡ったのだが、3,4日経った頃に参加者のご夫婦が「郵便局はありますか?」とガイドさんに尋ねていたのを偶然耳にする。

ご家族や友人に旅先から手紙を送るのか!そんなこと考えつきもしなかった!と素敵なアイデアに感心しつつ、「素敵ですね!」と声をかけ話を聞いてみると、自分たち宛に旅先から手紙を出すのだ、とのことだった。

ご夫婦で年に1回は海外旅行をされるというのも魅力的だが、旅先から忘れた頃に届く手紙が楽しみの一つなんだそう。その国のスタンプだったり、思わぬ国を経由していたりと毎回サプライズ要素もあるらしく、実際届かないなんてことも起こるらしい。笑

気に入って購入したポストカードは手放し難いが、自分宛てに手紙を書けば一石二鳥ではないか!と気付いたので、旅先で購入したら私宛に手紙を書いてみよう。忘れた頃に届いたときに思い出を振り返ることもできて、旅が何倍も楽しくなるに違いない。

「note」を書くための糖分に変わります。