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仕事と数学って実は似ているかも

理系なのに数学が大の苦手

 理系の大学出身ですが、数学が苦手です。
 たぶん、文系受験した人よりもはるかに苦手。

 受験は、結局数学Ⅲがいらない後期試験で滑り込めたのでなんとかなりましたが、当時から、数学ができる人の生態が謎で仕方がありませんでした。

教科書の公式と大学二次試験のギャップ

 数学だって丸暗記でなんとかなる!と言われて育ってきたり、そもそも「ひとつの問題に、正解はひとつ」という教育環境。
 「数学の勉強」=「公式を丸暗記して、練習問題に丸暗記をあてはめればいい」と勘違いしていました。

 でも、丸暗記した練習問題がそのまま大学受験の入試に出てくることはありません。

 たいていは、「どう考えたらいいかわからない」という、問題文を見ただけで手が止まってしまうようなものが出題されます。

 数学の先生は、その問題を嬉々としながら苦もなく解いていくのですが、一体何がとっかかりだったのか、聞いている方はさっぱりわからなかったものです。

 もはや、思考回路を覗くことは不可能で、数学の得意な人=エイリアンに見えたものです(笑)。

仕事は「解答のない問題」だらけ!

 紆余曲折を経て、無事に会社に就職でき、数年が経ってみて気づいたこと。
 「定常業務以外は、相談された案件に対して、どうアプローチしていくか考えなくちゃいけないものばかりで、決まった解答がないものだらけじゃん!」

 どうアプローチしていくか?というのは、すなわち、
「今、手元にどんな道具があって、どう使うと目的が達成できるのかを考える」
ということ。
 その前提として、道具を使うと何ができるのかを把握しておくことと、自分がその道具を使えていることが必要です。

仕事と数学の関係

 どう解決していくか、一見してわからないような問題に対して、持っている道具を使って対処していく。

 これって、数学の二次試験も同じなのではないでしょうか。

 こんなアプローチをすれば解けるかも、と試してみる。そのためには、そのアプローチ方法を自分が使えるようにしておかなくてはならない。
 この時、「道具」にあたるのが、「数学の公式」なのですね。

 そのためには、公式を使えるようにしておくことが大事てす。その公式が意味することは何なのかというところまて知っておくと、応用もできそうてすね。

 これに気づいて、お仕事である程度、そのワザを身に着けた今なら、大学の二次試験の問題も解けるかも!と思い、母校の去年の入試問題を見てみました。

 …どう解いたらいいのか、さっぱりわからん(汗)

 私の場合、道具を使いこなせていない(そもそも、ほとんど忘れている)のが原因ですね(笑)
 数学も謎解きみたいで楽しそうなのですが、楽しむためには修行が必要そうです。

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