全ては「そういうもん」なんだから
仕事では、自分に合った職場で成果がどんどん出せる人もいるし、いくら転職しても待遇がなかなか上がらなくて苦しんでいる人もいるし、教えられても理解ができないという人もいる。
恋愛でも、すぐに次の恋人ができたり、たくさん結婚できたりする人がいる一方で、全く縁のない人がいる。
これらって、「そういうもの」であって、その人の能力が高いとか低いとか、そういう話ではないのですよね。
適性というものがあって、軽く達成できちゃう人と、どんなに〝努力〟したってできない人がいます。
一昔前ではお仕事、今では結婚しているとか子供がいるとマウントにつながりやすく、無意識に誰かを傷つけてしまうことが多いです。
でも、「できる人もできない人もいる」ということが腑に落ちていると、
「なんでこんなこともできないの?少し頑張ればできるでしょ」
という言葉や、それに近いセリフなんて、出てこなくなるはず。
コーチングとかカウンセリングの提供を標榜している人であっても、無意識に「自分は簡単にできたんたから」という考えから、目の前の人に全く寄り添えないていないということが起こってます(そういう人をたくさん見てきました)。
だからこそ、先入観なく、目の前の人の今の状況を丸ごと受け止められる人は、人望があるし、慕われるのですね。
ちなみに、本当に心の底から「やりたい」と思って、ワクワクしながら努力できるなら、それは「適性がある」し、「いつかは手に入れられるもの」です。
「このくらい、当たり前にできるだろう」という考え方は、人を傷つけることにつながります。
当たり前なんてないということ。いつも心に留めておきたいと思います。
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