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台湾・香港・韓国・日本。アジア合同ハッカソンFacing the Ocean vol.2 @台南

Facing the Oceanは台湾のg0v(ガブゼロ)が主体となり、香港・韓国・日本チームが賛同した緩やかなアライアンスチームです。

g0vやCode for JapanはCode for Allという世界との繋がりもありますが、その中でもアジア連合体みたいなコミュニティとなっています。

前回はみんなの真ん中はどこ?という話から沖縄開催をしました。

基本的な構成は前回1回目と同じ

Facing the Oceanの日程(金夜から日曜日まで)
day0:ウェルカムパーティー
day1:ピッチ(議題共有)→テーブルに分かれて議論→経過報告
day2:テーブルに分かれて議論→経過報告→フェアウェルパーティー

前回との違いは、day1はg0v hackathonで、台南現地参加者を含めて130人規模の大きなイベント現地の参加者さんのプロジェクトを含めたもの、day2はFacing the Oceanチームで連携プロジェクト系を中心に実施しました。

day0はみんなでウェルカムパーティー。みんなコップやお箸などは持参で、環境配慮もしながらのご飯。

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みんなで泊まったのは台南のお洒落な宿泊施設で、Book & Bedのようなシステムでした。

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day1は台南のホールで

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環境問題に関して、蜂を中心に計測しているプロジェクトや植樹を衛星写真から地図化していくプロジェクトがあったり、フェイクニュースを検知するシステムや防災システム、選挙に向けたマニフェストの可視化など様々なシビックテックプロジェクトが集まりました。

特に台湾は実際に市民活動で政治を変えてきた国でもあり、香港はその最中にあることもあり、よりリアルなプロジェクトが多い印象でした。

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私はプロジェクトではなく、午後の共有タイムでLITALICOとCode for Japanでやっていたプロジェクトについて説明。

その後、台南中の神様が集結して練り歩いているお祭りが会場前を通り、朝3時から御神輿を担いで練り歩いている皆さんから、「海外ゲストに!」というご好意で、神様が頭上を通り過ぎていくという有難い経験をさせていただきました。

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私たちの上を台南各地のお寺から出てきている神様が連なる長ーい龍が通っていきました。

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帰り道は、g0vチームとCode for Japanなおさんと私、シビックテックを研究しにフランスからきていた研究者のみんなでジューススタンドへ。アボカドミルクを飲みながら、「何の味に似ているか。」という議論に。「みんなハッカソンで問題解決思考になりすぎなんじゃない?」とエミリーさんに笑われながら、みんなの家の風習(食事のマナーとか行事の時の家族の恒例なこととか)や国ごとの文化や地域交流などについて話ながら、閉店まで大学生のように語り続けました。こういう時間って大人になるとすごく少なくなってしまうので、いいリフレッシュでもありました。

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(g0vのpm5とchihao、Code for Japanなおさんと私、研究者のエミリー)

day2はアライアンスチームでの時間。次回のFacing the Oceanについて話し合うチームがいたり、前回の沖縄で作っていたジェンダー関連のWEBサイトの更新を一緒にやったり。(これは次の国際女性デーに向けてオープンしていく予定です。)

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私はg0vの小学校プロジェクトを進めているBessと一緒に「g0v summitとCode for Japan summitの連動企画で教育関連プロジェクトをやりたい!」という宣言をしました。

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一般的なハッカソンは勝ち負けがあって、それに向けて尖ったものを作り「ドヤ!」と見せ合うデモ大会になってしまうことも多いですが、シビックテッカー達のハッカソンは、「どんな哲学を持って、何を作っているか」とか、「今どんな手助けが必要か」を共有しながらちょっとずつ皆で前に進めていきます。

1回のハッカソンで何かが決まるというよりは、コツコツ積み重ねながら、お互いのプロジェクトを応援したり、ハッカソン中もチームは固定ではなく、タスクが発生するタイミングに合わせてみんなが流動的にいろんなチームに関わり合っていく文化がある。

初回の沖縄と今回の台南、アジアのアライアンスチームでハッカソンをやってみて思ったこととしては、社会課題ってオフィスに篭ってシリアスな話をしていくだけじゃなくて、いろんな現地にフィールドワークしに行ったり、実際に自分たちで作ったものを使ってみてもらったりしながら、時には美味しいご飯を食べて談笑しながらでもいいから、前向きに明るく楽しくやってみてもいいものなのではないかということでした。

モッズコートを着ている有名な刑事さんが言っていた通りです。

「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」

これに、ハッカソン冒頭でシビックテッカーがいう言葉を足した感じです

「Happy civic hacking!!」

現場で楽しくhackingするのが、シビックテッカーのハッカソンでした。

仕事柄どうしても社会課題とかをテーマにしてしまうと、真正面からど真面目に「なぜこうなんだろう」「コアはどこだろう」「持続可能でビジネスとして成り立つ形はどんなだろう」と考えてしまうことが多いけれど、シビックテック界隈はオープンソース・オープンデータ文化とも近しく、作ったものの行き着く先として、必ずしも商業化するわけではないです。それには好き嫌いもあるし、それだからこそもちろん持続させたり仲間を増やしていくことへの難しさもあります。発起人の断念や予算の都合上止まってしまうことも多々ありますが、それも含めてみんなでシェアしていくし、全体の波として前に進んでいたらそれ自体も良しとできる柔らかさがいいなと思いました。

もちろん台湾や香港は楽しいだけではなく、大きな力と対峙していく過程でたくさんの人が多くの犠牲を払いながら進めてきています。でも、通常運転時のシビックテックはものすごくオープンデ柔らかいものです。

もしちょっとでも「今までと違う形で社会課題に触れてみたいな」とか「自分の技術が社会にどんなふうに役に立つのか、肌で触れてみたいな」という方がいらっしゃったら、ソーシャルハックデーやFacing the Oceanに遊びに来てください。ソーシャルハックデーは偶数月、FtOは多分年2回くらいのペースで進んでいく予定です。

Facing the Oceanに関してはCode for JapanのFBやTwitterから告知するので、適宜チェックしてみてください(次は春@韓国の予定)

あるいはコメントやDMをいただくでも大丈夫です○

2020年から新しい働き方や社会との接続を試してみたい方、ちらりと見に来てみて下さい。

Facing the Ocean参加前日に行っていたインタビューはこちら


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LITALICO(「障害のない社会をつくる」というビジョンを掲げる会社)で働きながら、社会課題にITを活用で取り組むCode for Japanのコミュニティーマネージャーをしながら、英治出版のコミュニティスペースにいます。春からは小児発達領域の大学院生でもあります。

Thank you
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LITALICOで子どものアイデアをプロダクトにするオープンイノベーションの企画をしたり、Code for Japanでシビックテックしてます。大学院生もしてます。学びや遊び、暮らしや居場所の選択肢を拡げることがしたい。 #edTech #教育 #子どもの人権 #脳
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