言葉より音で

232日目。

昨日は、ピアノの弾き合い会でした。

ピアノの先生のところで、仲間が何人か集まってピアノを弾き合う、という会です。
人前で弾くことに慣れていこう、という、ちょっとした発表会のような会。

わたしは、今ちょっとピアノをお休みしているのですが、仲間みんなの演奏が聴きたかったこと、そして、ピアノの先生が教えてくださるエッセンスにふれていたくて、今回は聴き手として参加させて頂きました。

いやー！！！
素晴らしい体験でした。

ひとりひとりの奏でる音の輪郭が、さらにくっきりとしていて。
どの人の音も美しく、素晴らしかったです。

今回とーってもこころに残ったこと。

それは、その人と言葉を交わして対話するよりも、音楽を通して対話した方が、その人の本質と深く交わえる。
そんな体験があったことです。

その人のピアノの音を聴いて、はじめて、ほんとうの意味で、その人のことを理解したような。
はじめて、ほんとうの意味で、深く対話したような。
そんな弾き合い会でした。

何度か一緒に表現の場を作ってきた仲間同士で、表現の場以外でも、それぞれによいお付き合いがあったりして、その人のこと、ある程度は知っている、その人について理解している、って思っていたけれど。

いえいえ、まだまだ。

人間ひとりの存在って大きいんだなぁ、深いんだなぁ。
この人のこと、わかった！なんて、きっとほんとうは一生ないことなんだ。
それだけ、人っていろんな面を持っているし、どんどん変化しているんだ。
それは、みんなも、そしてわたし自身も、そういう存在なのだ。

ってことを、音楽を通して、身体で体験できた一日でした。

わたしはずっと演劇や映画が好きで、「表現することの魔法」に魅せられているわけですが、それって、ふだんは見えないその人の深い深い本質の部分が見えてくるから、なのだ。

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ライティング・ライフ・プロジェクト第7期、満席にて受付終了いたしました。ありがとうございました。

「話す」ことで、もっと自分自身を知っていくための対話の時間です。