わたしはわたしに降参することにした
379日目。
少し前にこんな文章を書きました。
これ以外にも、わたしには解放しなくちゃいけない価値観があったようで、今日はそれについてのお話です。
わたし、うっすらとですが、こんなふうに思っていたのです。
八丈島まで行って、家族も巻き込んで、お金と時間をかけてロミロミを学んだのだから、これをちゃんと仕事にしなくちゃいけない、って。
すごーくシンプルにいうと、しっかりマネタイズしなきゃ!ということですね。
だって、うち、夫婦ともにフリーランスだし。
自分たちが売れるモノ・ことは、なんだってお金に換えていかなくっちゃ。
そうしないと…。
そのうち…。
死んじゃう…(ぎゃー!)。
そして、一般的に、
マッサージを学ぶ→サロンで働いて経験を積む→独立開業!
(人によっては、まんなかのプロセスがない場合もある)
みたいなイメージ、ないですか???
(…わ、わ、わたしだけかな…?)
学んだことはしっかり仕事に結びつけていかないといけない
(お金に換えていかないといけない)
学んだことはしっかり意味のあることにしなければいけない
(意味のないことはしてはいけない)
って価値観が、真綿で首を締めるように、じわじわと、ひたひたと、わたしのことを追い詰めていたのだと思います。
だって…わたし…全然これにハマっていけなかったから。
「しっかり仕事にするゾ!」って意欲を燃やせないわたしはダメだと思っていたから。
自分の意志は特になくなんだかわからないけど流れに身を任せていたらフリーランスになってしまった、全然ビジネス感覚のない、現世的な事象に興味が持てない、興味が持てることは抽象的なことばかりで、「無」のわたしを体現してみたいとか、そこからなにが起こるのかを見てみたい、とか、そんなことばかり…。
それがわたしなんだ…。
残念だけど。
認めたくないけど。
ということを、いよいよ認めないと〜!と思えたのは、先日受けたさめじまみおさんの西洋占星術リーディングでした。
そういえば、しいたけ.さんの2022年下半期占いでも、こう言ってたな…。
「魚座は自由な表現者。よけいなことをする係」
って。
振り返ってみると、わたしがロミロミを学びたい、と思った動機は…。
◎「声のメルマガ」にTAROさんが出演なさっていたときのお話がおもしろすぎたから
◎なにかボディワークの勉強をしてみたかったから
◎ライティング・ライフ・プロジェクトをやってきて、オンラインを通じて「人のこころにふれる」ことをしてきたけれど(そしてそれは今もこれからも大切にやっていきたい活動だけれど)、もっと直接的に人と交流することを(リアルに会うとか、直接触れるとか)、わたしは求めていたから
◎「無」の状態を体現してみたいから(これは自分の鍛錬というか、魂の目的ですね)
お金や仕事とは関係ないところにある動機ばかり。
「ロミロミの施術ができるようになったら、人の役にも立ててお金もいただけるかも」とか「夫の夢でもある、田舎に移住して犬と泊まれるゲストハウスをやる、ということが実現したときに、ロミロミできたら人間のリトリートもできてよさそう!」とか「フリーランスで生きていくなら“3万円ビジネス”を自分たちの商品としていくつか持っておかないと」とか、人に説明しやすくて納得してもらえそうなそれっぽい理由をつけて、でもそれにハマっていけない自分が苦しくて…という、自作自演劇場をわたしはやっていたのでした。
あ、もちろん、上に書いたことが実現できたらそれはそれでとても素晴らしいし、よかったね!って思いますけどね。
けれど、わたしのこころからの純粋な動機は、そうじゃないですものね。
人に説明できる理由なんてなくたっていい。
お金にならなくてもいい。
それやってなにになるの?ってことでもいい。
このこと、アタマではわかってたけど…。
さぁ、実践するんだよ!
って、わたしの人生が、わたしに求めてきているのです。
(けっこうな前のめり感で)
仕方ないから、わたしはわたしに降参することにしました。
これからわたしはどうなっちゃうんでしょう…???
これからわたしはどうしていくのでしょう…???
でも、思いのままにやってみるしかない。
降参するって決めたんだものね。
半身浴しながら読んだ『まぁまぁマガジン24号』。
ニホの言葉に涙しながら、ニホに話しかけてみました。
「怖いけど、自分のこころの声をちゃんと聴くね。やってみるね。」
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ライティング・ライフ・プロジェクト第8期、受付終了いたしました。
ありがとうございました。
「話す」ことで、もっと自分自身を知っていくための対話の時間です。
サポート頂けると、とってもうれしいです💖 誰かに言葉を贈ること、誰かを言葉で祝福することが、わたしにとって、とても楽しく喜びを感じる瞬間です。頂いたサポートは、ぐるぐると循環させて、生きたエネルギーとして、また別の誰かに、何かに、お返ししたいと思っています。