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わたしのライティング・ライフvol.4/書くことは自分をたいせつにすること

56日目。

おとといの「わたしのライティング・ライフvol.3/アイデンティティ・クライシス」の続きです。

ライティング・ライフ・プロジェクトに参加して、初めての週末課題に、ぐわんぐわん揺さぶられたわたしでしたが、プロジェクト期間中に起こったできごとは「こころのデトックス」のようなものでした。

たがが外れたように怒りが湧き上がってくる。
どうしても、そばにいる夫に矛先が向きがちでしたが、あの期間にわたしが体験したことは、これまで蓄積してきた怒りの噴出だったのかなぁ、と思います。
トリガーが夫だったというだけで、怒りの源をたどっていけば、それは感じたくなかった悲しみとか、叶えられなかった純粋なねがいとか、そういうものにたどり着いていったような気がします。

ファシリテーターのみおさん、つまり、他者に向けて、自分の言葉で自分のことを語るという経験も、初めてのことでした。
どんなに言葉を尽くしても語りきれないもの、それが人間という存在なんだなぁ、ということも感じたし、同時に、言葉にすることで初めて浮かび上がってくる自分の輪郭があるんだなぁ、ということにも気づきました。

毎日の書く課題は、やってることはシンプルなのに、自分の中へどんどんどんどんダイブしていくような、そんな感覚がありました。

プロジェクト期間が終わってからも、わたしは書き続けました。
精確に言うと、「書かずにはいられない」という感じでした。

自分自身を見つめて、自分自身にいつでも「もっと正直でいていいよ」ってやさしく言ってあげる時間、それがわたしにとって、毎日の書く行為でした。

程なくして、みおさんが、ライティング・ライフ・プロジェクト・ビハインドコースという、ファシリテーター養成コースをやると知り、即申し込みました。

そして、今は、ファシリテーターとして、参加者のみなさんとともにライティング・ライフ・プロジェクトを歩んでいます。

出会った頃は、30日間で終わると思っていたこのプロジェクトだったけど、わたしのライティング・ライフ・プロジェクトは、今も続いています。

ファシリテートしているときも、そうでないときも、わたしはいつも書いているから。
(もちろん、今日は書けなーい!とおやすみする日はあります)

書くことで、もっと自分に出会いたいから。
書くことで、もっと自分を知りたいから。
書くことで、もっと自分をたいせつにしたいから。
書くことで、もっと自分を愛したいから。
書くことで、わたしはわたしを超えていきたいから。

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ライティング・ライフ・プロジェクト(第4期)、満席にて受付終了いたしました。ありがとうございました。




サポート頂けると、とってもうれしいです💖 誰かに言葉を贈ること、誰かを言葉で祝福することが、わたしにとって、とても楽しく喜びを感じる瞬間です。頂いたサポートは、ぐるぐると循環させて、生きたエネルギーとして、また別の誰かに、何かに、お返ししたいと思っています。