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等価交換ではない循環のエネルギー〜バランスを崩しながら進む〜

12/8(木)2022年最後の満月。大澤真美基金の口座に振り込みがあったという通知が来てびっくり。とりあえず口座をつくってはみたものの、そのままにしていたのだけれど。。。

口座を開けてみると、この日以外にも11/14にドネーションをしてくれた方がいたことに気づいた(誰だかわからないMHさん、ありがとうございます!)。

2022/9/23秋分の"ただ「場がある」だけ”がきっかけとなって生まれたこの基金。"共有地をつくる"ことを大切にする、だから、自分のお金の一部も共有地にする!ということから始まったけど、具体的には何をするかを決めていないのに、応援してくれる人が現れて。

金額の多寡に関わらず、手渡しで、振り込みでドネーションを渡してくださる方に出会うたびに、「いやあ、どうやって感謝したらいいかわからないなあ、この感謝は返せるものではないなあ、本当にありがたいなあ」という気持ちがジワジワとし、エネルギーが内側から湧き上がってくる。

「何に対して払っているかわからないものに対して、ただ思いで渡されるお金」がこんなにもエネルギーに満ちたもんだとは、始めてみるまで知らなかった。うっかり読んだ由佐 美加子さんの本にお金は体験を生むものというのがある。まさに体験を生んでもらっている。

お金に限らず、等価交換というのは、そこで安定してしまって、新しい体験が生まれにくいなあと思う。福岡伸一さんのいう動的平衡も、先取りして破壊し、バランスが崩れることで生命が変化しながら、カタチを保っていく。

「動的」とは、常に動いているということです。「平衡」はバランスを意味し、絶え間のない流れの中で、常に合成と分解がバランスをとっていることが私たちの体のいちばん大事な特性で、「動的平衡があるから、生命が生命たらしめられている」ということができるのです。・・・動的平衡の特徴は、作ることよりも壊すことを一生懸命にやっているということ。

福岡伸一「最後の講義 どうして生命にそんなに価値があるのか」p54

「何になるかわからないものに、思いでお金を差し出す」行為は、等価交換というバランスを崩し、それによってエネルギーを生むものなんじゃないか。すでにわたしは金額以上のものを受け取っていて、バランスが大崩れだ(笑)。この基金に注がれるもので、何が起こるか、それはわたしにもまだわからないけれど、だからこそ、ワクワクしてその時を待っている。

【大澤真美基金の専用口座】
住信SBIネット銀行(金融機関コード0038)
バナナ支店(支店コード107)
普通6771692
オオサワマミ

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