怠惰日記(3月27日)

スーパー

週末の外出だめ宣言にともない、職場はもっぱらスーパーの買い占めの話でもちきりだった。

「肉がないらしい」
「サッポロ一番もないらしい」
「パンがないらしい」
「米もないらしい」
「パスタもないらしい」

こんなにものが溢れている時代に生きながら、食料が買えなくなる事態なんて想像ができない。

実際問題、お米が自宅にあり、週末を越えられるだけの生活体力はあるため、そこまで不安にはならなかった。

しかしながら、実家には両親、弟、そして90を越えた祖母もいるため、実際6人家族で生活しているつもりで考えると、不安になった。

実家の母に電話し、食料は問題ないことを確認し安心した。

職場からの帰りがてら、成城石井に寄ってみると、いつもより人がたくさんいて、上にあげたような食料を買っている人が多く見られた。
高級スーパーでもこの有り様、自宅側のスーパーはおそらく空っぽだろうなと思った。

とくに買うものはなかったため、そのまま自宅に帰った。

そして、10時頃の近所のスーパー。

ない。

目を疑った。
本当にない。

そこまで肉を必要としていないけれど、これは買っておかないといけないんじゃないかという謎の危機感すら覚える。

買い占めが騒がれているけれど、結局のところ、マスクがまったく出回らないことが皆トラウマになっていて、なんでもかんでも買い占めようとしているのではないかと思う。

トイレットペーパーは出始めてきたけれど、それでも地域によっては数日間買えないところもあったようだ。

とくに、こどもやお年寄りを抱えたご家庭は大変だと思う。
給食もないからお昼ごはんは作らなければならないご家庭も多いと思う。

一刻も早く終息してほしい。

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