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アウトプットって言われても、そもそもいいインプットって?【インプット大全感想】

概要

 人は毎日大量の情報を見ているにもかかわらず、知識として蓄積されているのはわずか3%で、つまり97%は無駄な情報を仕入れることに時間を費やしている。
 そもそもなぜインプットが必要かというと、良質なアウトプットをするには良質なインプットが必要だからである。
 さらになぜアウトプットが必要かというと、アウトプットをすることで自己成長につながるからだ。
 巷では何はともあれアウトプット(発信)だ、というような流行が起きているが、自己表現の手段のひとつでもある一方でその根幹はアウトプットによりインプットしたものを定着させて情報を知識や知恵に昇華させることだろう。
 本をたくさん読んでいるけど、すぐ忘れてしまって身につかない人、せっかく素敵なものを見ても数日後にはぼんやりしてしまってる人、
アウトプットが大事ってよく聞くけど、そもそもアウトプットするためのインプットの正しい方法とかあるのか知りたい人。
そんな人にお勧めの書籍。
 仕事や勉強だけではなく、生活を豊かにするちょっとした心がけなどもあり日頃の生活にも役立てそう。

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以下、自身の印象に残った内容。
■インプットの基本

・インプットは質より量、アウトプットとインプットの比率は7:3が目安。
・インプットする前に、ゴールと方向性を設定する→目標が明確になることでインプットの角度が上がる
・アウトプット前提でインプットする。→人に説明・紹介できるように理解する、感想をシェアする。

■インプットのコツ

・本を読むのは月3冊。→より有益な本を選ぶことが肝心。まずはアウトプットの濃度を上げることから始める。
・重要な決断をするときに本を参考にする際には3点インプット。→賛成・反対・中立の意見を調べる。
・話を聞くときは、前を見て聞く(メモは本当に重要なことだけ)→今後自身に必要な「気づき」を得たときだけ。
 メモは見返すためにとるのではなくその時の印象を強めるために行う。
・音楽は考えるときには邪魔になる。作業、運動、リラックスの時には有効。

■インプットする生活習慣

・記憶を定着させるにはアウトプットが一番だが、見返す・見直すことも有効。2週間で3回以上のインプットである程度定着する。
・アートは創造性を高め、AIに打ち勝つ唯一の分野。脳が活性され、癒し効果も得られる。
 もちろん、美術鑑賞は目的をもって見て、鑑賞後は感想をまとめることで言語化とアートのスキルアップになる。
・メンターを見つける→難しいことは考えず、「この人すごい!」「こんな風になりたい!」という憧れの人を見つける。
 お金持ちになりたい、脱サラしたい、よりも明確なお手本を目標にすることで成長スピードが加速しその人に近づいていける!
・丸暗記は身にならない、関連情報や背景なども調べて一緒に記憶する。
・脳が一度に処理して覚えられるのは3つまで。ただし、関連することからさらに3つ引き出して考えることは可能。

さて、さっそくインプット大全の内容に倣って、この本から得たことをみっつ、TODOをみっつ記します。


まなびときづき
勉強でも、趣味でも目的をもって取り組み事が必要。
アウトプットを意識して情報を取り入れることで深く理解することができる。
インプットは欲張らない。アウトプットをどんどんしていく中で、インプットの量と濃度を増やしていく。

これからのTODO
・脳内情報図書館を作る
・月2冊以上本を読んで感想にまとめる
・メンターをみつける

何よりも生活の中でインプット、アウトプットを継続することが大切なので、みなさんもいっしょに始めてみましょう!

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