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打ちのめされた夜。

最悪なんだろうか。
これが夜明け前なんだろうか。

誕生日なんだよ、今日は。

でも、しんどい事がこの夜のタイミングでやって来た。

厄落としなんだろうか。
これからの為の『禊』なんだろうか。


自分はこの先、
どう行きたいんだろう。
どう生きて行きたいんだろう。


自分の中で決めて来たことを
自分で懸命にやって来たことを

全否定された夜。


あー、こういうの、今までもあったわ。
なんなら、こういうのばっかりだったわ。


進もうとすれば躓いて、
登ろうとすれば崖から落ちて、

いつも、いつも、いつも、いつも!


でも。

あながち間違ってないことを指摘されたことも、
自分でも解っていながら目を瞑っていたことも、

それらしい理由をこじつけては他人のせいにして
逃げていた自分がいたことも。


いちばん、自分で気付いてた。


痛いところを指摘されただけだ。
見透かされてしまっただけなんだ。


悔しくて泣いて、
鼻水ぐしゃぐしゃになって、
もう目も真っ赤でまともに今日はモニターの画面も見えない。


自分でいつも覚悟が足りなかったんだ!
自分がいつも逃げ道を用意していたんだ!!!


あー、しんどい。。
もう何も考えたくないし、なんなら何もしたくない。

だから今夜は寝る。


だ け ど !!!!!!


明日は生まれ変わったわたしに、
ぜっっっっっったいに、なる!!!!!!


見てろ!クソ野郎ども!!!!!!

見てろ、先に成功しているからって
わたしに、わたしの誕生日の夜に、
わざわざ好き勝手言ってくれた先生よ!!!!!

やってやる。

自分にしか出来ない生きかたを。

自分にしか出来ない事業を。


必ず、成功させてやる。



わたしはこの悔しい50歳ホヤホヤの夜を、

この先もずーっと、忘れない。



明けない夜は、ない。
自分を信じることに決めた。


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