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甘いものNo.33|全粒粉入りラムレーズンジェラート&ぶどうのブリオッシュでブリオッシュ・コン・ジェラート


こんばんは!


既に3回、全粒粉レシピ記事を投稿していますが、この記事は、
「日清製粉グループ×フーディストパーク」のコラボ広告企画のモニターに当選し、「日清 全粒粉パン用 チャック付」をモニタープレゼントとしていただいたものを使用した、モニター記事の第4弾となります。


今回、きめ細かな全粒粉という事で、試してみたいと思っていたデザートがありまして、少し前から何回か試作していたものがありました。



何かと言うと、ジェラートです。


ジェラートに小麦粉?と驚かれるかもしれませんが、私が以前働いていたイタリアのレストランでは、ジェラート用のアングレーズに小麦粉を使用していました。


使うのはごく少量なのですが、小麦粉を入れて炊いたアングレーズは生クリーム不使用でもトロリと濃厚で、かつ軽やかな仕上がりになり、個人的にもとても好きなデザートでした。


なので、粉の風味旨味のしっかりした全粒粉を使ったらどうなるだろう?
と言う好奇心から、配合を色々調整して試してみました。


フレーバーは、このジェラートのねっとりした質感と、粉の旨味を感じる味わい合うかなと感じ、ラムレーズンに決定。

なかなか良い仕上がりになったと思います♪



全粒粉入りラムレーズンジェラート
(約3人分)

卵黄        2個
砂糖        45g
日清全粒粉パン用   10g
バニラオイル    2〜3滴
牛乳        260g
ラム酒漬けレーズン※ 大スプーン3〜4杯

※オイルコーティングされていないものを一度湯通しして水気をしっかり切り、アルコール消毒した瓶に入れラム酒をたっぷり注ぎ、3日以上漬けたもの。
オイルコーティングされていないものが無ければ、湯通し後ザルにあけてお湯ですすぐを2回繰り返してからラム酒に漬ける。


①小鍋に牛乳と砂糖、バニラオイルを入れ軽く混ぜて火にかける。
ボウルに卵黄をいれときほぐし、砂糖を入れて手早くすり混ぜる。

アルコール消毒した別のボウルに濾し器をセットしておく。

なるべく砂糖が溶けて馴染むようによく混ぜる。




②全粒粉を振り入れ、粉気がなくなるまで混ぜる。①の牛乳か沸いてたら少しずつ加えながらよく混ぜ、鍋に戻してとろみがついて鍋肌側がぼこぼこいうまで焦がさないように混ぜる。

全粒粉を振り入れる。
粉気がなくなるまでよく混ぜる。



③煮上がった②を①で準備しておいた濾し器で濾して、表面をラップでピッタリと覆い氷を入れたボウルにつけて冷やす。


④ラムレーズンをザルにあけで余分な汁気を切る。
半量を刻んで、残りはそのままにする。
完全に冷えた③と刻んだレーズン、つけ汁小さじ1程度をアイスクリームマシンに入れ20分攪拌する。
10分くらいしたら一度ゴムベラで全体を混ぜると良い。

又はタッパー等に入れ1時間おき位にフォーク等で攪拌する。

今回は香りが穏やかなホワイトラムで漬けました。
普通のラムでもどちらでもお好みで使い分けで下さい。


こちらチョコさんが紹介されてたアイスクリームマシン。
ついに我が家も迎え入れました〜♪


⑤出来上がったアイスをアルコール消毒した容器に1/3入れならし、レーズンを散らす。
残りも同じようにして詰め、表面をラップで覆って冷凍庫で保存。
2〜3日寝かせると味がよく馴染むと思います。



冷凍庫で完全に凍らせると固すぎるので、食べる30分〜1時間前に冷蔵庫に移してあげると程よい硬さになります。

スプーン等で軽く練り直すとなお良し。

あっさりしつつも深みのある味わいのジェラートになりました!


今回はこれでは終わらないよ!!



このジェラートに合わせるのに、せっかくなら同じく全粒粉入りの何かを作ってみようかとパウンドケーキとか作ったりしたのですが、ジェラート合わせならこれが面白そうだなぁ。

と思い、レーズン入りのブリオッシュを仕込んでみました♪

これには全粒粉を使う量は少しなんですが、それでもしっかり風味が感じられて、温かみのある香りのブリオッシュになりました。


全粒粉入りレーズンブリオッシュ
(約14個ぶん)

A
強力粉
      350g
日清全粒粉パン用 50g

B
全卵
       1個
牛乳       230〜240g
ドライイースト  8g
三温糖      24g
        8g


無塩バター    50g(柔らかく戻しておく)
レーズン     70g
ラム酒      小さじ1

※ラムレーズンと同じ様に湯通ししてからラム酒につけておく。


Bをボウルに入れ、よく混ぜ湯煎しながら人肌くらいになるまで温める。


Aを大きめのボウルに入れ、①を加えてひとまとまりになるまで合わせる。
台にうつし、バターを加えて練り込む。
レーズンも加え、カードで生地をまとめながら台に叩きつけ、ベタベタの生地がひとまとまりになるまで捏ねる。


③生地がまとまったら丸めて大きめのボウルに入れ、ラップをして1時間位、2倍に膨らむまで発酵させる。


④ガス抜きをし、14等分にして丸め、とじ目をしっかり閉じる。
天板にクッキングシートを敷いて並べ、オーブンの発酵機能を使用して2倍になるまで発酵させる。


⑤オーブンを190度に設定して余熱を始める。

卵黄(分量外、艶出しが不要なら無くても可)の膜を除き、水少々を加えて溶き伸ばし、生地に刷毛で薄く塗る。



⑥オーブンで20〜25分焼く。
焼けたら天板ごと台に軽く打ちつけ、冷ます。


焼けたやーつ!
まんまるでめんこい!


はい、そんな訳で焼けましたこのパンにですね、ジェラートを挟んでいきまーす。

挟む前にジェラートは練り直すと良いですよ。



さてさて、このジェラート・コン・ブリオッシュ。
イタリアの、特にシチリアあたりで良く見かけると思うのですが、シチリアでは朝ごはんに食べたりもするようなので、我が家も朝ごはんにしてみました。



フルーツはサラダ風に添えてみた。


レーズンに秋の果物、菊の花びらを散らして、何となく秋の雰囲気にまとまったかな?




フルーツサラダには手製のカリンのシロップをかけて秋を追い討ち。


これはなかなか良い仕上がりになりました♪
あっさりしつつも旨味のあるジェラートと、レーズンブリオッシュにバターと全粒粉の香りがふんわり香って満足度高し。


あとね、ブリオッシュ・コン・ジェラートっていつも食べてる途中で溶けてきて大変な事になりがちなんですが、これは粉を入れて炊いているので、溶けても柔らかいクリーム状で垂れる心配が無い!

これが一番嬉しいポイントかも笑


もうジェラートって季節でもありませんが、寒さを感じる朝に、暖かいコーヒーと共にいただくとなんとも贅沢な気分。

たまにはこんな朝食はいかがでしょうか?



今回、こちらのモニターに参加しています♪


お読みいただきありがとうございました!

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