今が旬の食べる輸血!ビーツを楽しむ
こんばんは!
まみげこと料理教室Arcobaleno北原です。
ビーツが旬ですね〜。
昔はビーツといえば輸入の水煮缶くらいしか手に入らないものでしたが、ここ数年で日本でも作る生産者さんが増えたようで、新鮮な生のビーツが手軽に手に入るようになって嬉しい限りです。
食べる輸血とも言われるビーツはカリウム、鉄、葉酸、パントテン酸、食物繊維にポリフェノールなど、身体に嬉しい成分が含まれています。
気候変動の激しい昨今、体調を整えてくれる成分が豊富なビーツは個人的にも積極的に摂りたい食材の一つかな、と思っています。
とは言え、まだまだご家庭での馴染みは少なめかなと思いますので、今回は簡単なビーツの下処理と活用法をご紹介します。
なんにせよまずは水煮
ビーツ買ったらまずは水煮をおすすめしたい。
葉を落としたら洗い、根本の繊維の強い部分は皮剥きしてからたっぷりの水とローリエ、レモン、塩を加えて竹串が簡単にとおるまで茹でるだけ。
茹で上がったら茹で汁ごと保存容器に移せば冷蔵で1週間は日持ちします。
レモンを入れるとビーツの土臭さが緩和されてぐっと扱い易くなります。
私は沸騰したらこの↑サーモスシャトルシェフにて保温調理。
20〜30分ほったらかしておけば煮崩れもせず綺麗に茹で上がってくれます。
ビーツをたっぷり堪能するビーツサラダ
水煮ができたらあとはいかようにもできるので、食べる時に皮を剥いてお好きな大きさにカットして召し上がれ!
個人的にイチオシなのが、ビーツ✖︎フルーツのサラダ。
もう時期が過ぎちゃったけど、特にイチゴとの相性は抜群で、適当にカットしたビーツ、イチゴにバルサミコクリーム、オリーブ油、塩、黒胡椒、お好みでミントやバジルをあしらうと、甘味、酸味、香りに加えて綺麗な赤色で、沢山元気をもらえそうなサラダになります🥗
バルサミコクリームはこちら↓
あちこちでおすすめしてるけど、サラダはもちろん、肉や魚介類、アイスにかけてデザートにも。
バルサミコ酢と違って濃厚なソース状でほんと使い勝手が良いので1本持ってると味付けの幅が広がります。
シーズン真っ最中の甘ーいイチゴより、シーズン終わりの酸味強めなイチゴの方が合うから、ビーツが出始め、イチゴは終盤になる5月6月がこのサラダのベストシーズンかしら🍓🥗
他に合うなぁと思うのは、無花果や柿などでしょうか。
通年手に入る物だとオレンジなどの柑橘類がおすすめです。
葉っぱは下茹でして、ほうれん草のように使う
葉っぱの部分も美味しく食べられます。
さっと茹でて冷水にさらし、水気を絞れば下準備完了。
あとはお好きな感じにカットしてほうれん草と同じように利用出来ます。
シンプルにバター炒めも美味しいです♪
皮を剥いて薄くスライスしてピクルスに
ビーツは生のままでも食べられます。
おすすめは皮を剥いたら適当に薄切りや千切りにして、ピクルスにする方法。
これだと日持ちもしますし、サラダのトッピングやちょっとした箸休めにもそのまま使えてしかも鮮やかな色合いがとても綺麗🟣
作り方は簡単で、
ビーツをよく洗い、皮を剥いて薄くスライスするか、千切りにし、軽く塩をふってしんなりするまで置く。
↓
小鍋に水2〜3:酢1、砂糖、塩を適量入れよく混ぜ好みの味にし、(この味の塩梅がそのまま仕上がりに反映されます)レモン1/4(なくても可お好みで)、ローリエ、にんにく、シナモンスティック、黒胡椒ホールなどを入れ一煮立ちさせる。
↓
しんなりしたビーツをアルコール消毒した瓶などに入れ、沸かしたピクルス液を注ぐ。
↓
ラップを密着させ粗熱を取り、冷蔵庫で一晩寝かせる。
↓
シナモンやレモンなどを取り除き、ラップを密着させて冷蔵庫で保管。
2週間くらいで食べ切るようにする。
おまけ
長くなるので作り方は省きますが、水煮ビーツを使ってドレッシングを作ると綺麗な赤紫色でサラダがとっても華やかになります✨
意外と癖が無いのでドレッシングにすると普段の食卓に取り入れやすいかもしれません。
最後に
ビーツの土臭さの成分は酸で分解されるので、酸味のあるものと併せて調理すると良いと思います。
見た目で怯んでしまいがちなお野菜ですが、使ってみると意外と扱いやすく、栄養豊富でしかも美味しく色鮮やか。
見かけたらぜひ一度手に取って、その魅力を楽しんでみて下さい♪
ではでは、お読みいただきありがとうございました!
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