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居心地よく生きるために、そろそろ「手放す」ものを選ぶ時期が来た[26/100]

「自分のことを発信してくれていると、その人のストーリーが見えるから”ハマれる”。情報がないと、ハマれない。(その人や、モノの)裏にあるスタンス的な情報って大事」
「ファンベース的なマーケティングを実践したい」

寝起きの頭にはついていけない言葉が、起きてメッセンジャーを立ち上げたらあった。昨夜、私が子どもと一緒に寝たあとに、友人たちがメッセンジャーで熱い論議を交わしていた。

そこには、自身の働き方(生き方)のスタンスや、これからの未来を歩むときの姿勢について”想い”が論理ベースでつづられていた。内容は理解したものの、なんとなく飲み込めていない感を抱きつつ、私は朝の恒例散歩からの、お弁当作りと朝ごはん作りいうミッションに向かった。

「飲み込めない」を素因数分解すると、うまく思考を自分の中で追体験できていないってことだという考えに至った。
たまに、こんなことはないだろうか。
「言っていること、意味は理解しているんだけど、自分の中に落ちていってないな」というもやっと居心地のわるい感じ。
私は今朝、それを痛感しながら、歩いて、料理をして、身支度をした。
落ちていかない理由は「自分の経験や想いとつながっていない」ということ。そして、つながらないのは、けして共感できないのではなく「自分が考えていること、想っていたことを呼び覚ませていないから」だと思い至った。

多分、誰かのメッセージが上滑りしていくときのシチュエーションは2パターンあって、1つが共感できないとき。そしてもう1つは「なんとなくわかるんだけど、自分の体験と結びつきそうで結びついていない」ってとき。

前者のほうは、多分、重要なことでなければ、流してしまう。「あ、なんかわかんなかった」って。たまにそれが深い問いとなり「なんで理解できなんだろう?」って思考を深めるきっかけにもなる。

後者のほうが起こるときは、だいたいエネルギー不足のときだ。「あ、なんかわかる…すごく私にとって、必要な言葉な気がする…私にもそう思っていたこと、あった気がする…。う。でも、なんか、疲れた」みたいな感じ。
今朝は完全にこっち。そして気付いた。「私はいま、余裕がないな」

若いころから「行動力があるね」って褒めてもらってた。
自分でも「行動力」は自分の良いところだと思っていた。
だけど、何でもかんでも「いい!」の次に即「行動!」だと、続かないのだ。一時期はできるかもしれないけれど、続かない。

私は今『千と千尋の神隠し』のカオナシみたいだ。
たくさんたくさん私の中に「良さそう!」を入れて、でも自分の軸はブレブレ、そして消化不良を起こして体の中から疲れがじわじわと侵食し始めている。

そろそろ、取捨選択の時期なのかもしれないと強く感じた、そんな朝の気持ちを書き留めておきます。


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