嶋津まみ

イラストレーター 1965年広島生まれ。母の影響で”パリ好き”に。1991年にはじめての海外一人旅で訪れたパリ旅行記や、93年〜94年に語学留学した時のこと、留学中遊びに来た母の旅絵日記など紹介していきたいと思います。そもそも母はなぜパリが好きなのだろう。母を偲びつつ...

嶋津まみ

イラストレーター 1965年広島生まれ。母の影響で”パリ好き”に。1991年にはじめての海外一人旅で訪れたパリ旅行記や、93年〜94年に語学留学した時のこと、留学中遊びに来た母の旅絵日記など紹介していきたいと思います。そもそも母はなぜパリが好きなのだろう。母を偲びつつ...

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    • CahierdeVoyageパリアムステルダム旅日記1991

      "Cahier de Voyageパリ-アムステルダム旅日記1991”は26才はじめて海外一人旅をした時の旅絵日記です。毎日パリを歩きまくり、毎夜書きなぐった覚書のような日記です。 過去の私にもう一度パリ案内をしてもらいます。

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      Riesling カラーTシャツ(バニラホワイト)

      アーティスト:嶋津まみ Cepage(セパージュ)シリーズ 「リースリングワイン」のカラーTシャツが登場。 セパージュはぶどう品種のこと。 ぶどう品種ごとの味や香りの特徴をボトルの周りにあしらってみました。 5.6oz 綿100%  写真の商品は、Sサイズです。 Sサイズ(身丈65cm、身巾49cm、肩巾44cm、袖丈19cm) Mサイズ(身丈69cm、身巾52cm、肩巾46cm、袖丈20cm) 脇縫い目なし
      3,600円
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      sauvignon blanc カラーTシャツ(バニラホワイト)

      アーティスト:嶋津まみ Cepage(セパージュ)シリーズ 「ソーヴィニヨンブラン」のカラーTシャツが登場。 セパージュはぶどう品種のこと。 ぶどう品種ごとの味や香りの特徴をボトルの周りにあしらってみました。 5.6oz 綿100%  写真の商品は、Sサイズです。 Sサイズ(身丈65cm、身巾49cm、肩巾44cm、袖丈19cm) Mサイズ(身丈69cm、身巾52cm、肩巾46cm、袖丈20cm) 脇縫い目なし
      3,600円
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      cabernet sauvignon カラーTシャツ(バニラホワイト)

      アーティスト:嶋津まみ Cepage(セパージュ)シリーズ 「カベルネ・ソーヴィニヨン」のTシャツが登場しました。 セパージュはぶどう品種のこと。 ぶどう品種ごとの味や香りの特徴をボトルの周りに あしらってみました。 5.6oz 綿100%  写真の商品は、Mサイズです。 Mサイズ(身丈69cm、身巾52cm、肩巾46cm、袖丈20cm) 脇縫い目なし
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      Riesling カラーTシャツ(バニラホワイト)

      アーティスト:嶋津まみ Cepage(セパージュ)シリーズ 「リースリングワイン」のカラーTシャツが登場。 セパージュはぶどう品種のこと。 ぶどう品種ごとの味や香りの特徴をボトルの周りにあしらってみました。 5.6oz 綿100%  写真の商品は、Sサイズです。 Sサイズ(身丈65cm、身巾49cm、肩巾44cm、袖丈19cm) Mサイズ(身丈69cm、身巾52cm、肩巾46cm、袖丈20cm) 脇縫い目なし
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      アーティスト:嶋津まみ Cepage(セパージュ)シリーズ 「ソーヴィニヨンブラン」のカラーTシャツが登場。 セパージュはぶどう品種のこと。 ぶどう品種ごとの味や香りの特徴をボトルの周りにあしらってみました。 5.6oz 綿100%  写真の商品は、Sサイズです。 Sサイズ(身丈65cm、身巾49cm、肩巾44cm、袖丈19cm) Mサイズ(身丈69cm、身巾52cm、肩巾46cm、袖丈20cm) 脇縫い目なし
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      アーティスト:嶋津まみ Cepage(セパージュ)シリーズ 「カベルネ・ソーヴィニヨン」のTシャツが登場しました。 セパージュはぶどう品種のこと。 ぶどう品種ごとの味や香りの特徴をボトルの周りに あしらってみました。 5.6oz 綿100%  写真の商品は、Mサイズです。 Mサイズ(身丈69cm、身巾52cm、肩巾46cm、袖丈20cm) 脇縫い目なし
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    "Cahier de Voyageパリ-アムステルダム旅日記1991"

    母が"パリ好き"だったので、小さい頃から昔のシャンソンを聞いたり、フランス映画を観て育ちました。絵を描くことが好きだった母もイラストレーターになりたかったようですが、時代が時代でそんなハイカラな夢は叶いませんでした。 母の影響もあり、私も自然と絵の道に進みイラストレーターになりました。 1990年イラストレーターになった頃からヌーヴェルバーグの映画やフレンチポップなどをテーマにした作品を描いていました。作品づくりをしていくうちに、映画が撮影された場所やかつて画家や音楽家が

      • 旅日記16日目パリ最後の日(le 14 Août 1991)

        16日間思いっきりパリを歩き回った。旅の後半は、オランダ・アムステルダム在住の日本人のご家族を紹介していただいたので、訪ねる。アムステルダムからベルギー・ブリュッセルやブルージュにも足を延ばす。

        • 旅日記15日目(le 13 Août 1991)

          モネが描いたルーアン大聖堂やジャンヌ・ダルクが監禁された塔などを見物。 この旅行の前はアテネフランセに通ったりマンツーマンでフランス語の初歩を学んでいたが、やはり聞き取れないしボキャブラリーもないので会話が難しい。もっとフランス語がわかるようになりたい!パリに住もうと決意した夜だったのかな。

          • 旅日記14日目(le 12 Août 1991)

            「L'Epée de Bois」という小さな映画館で「Aux yeux du monde(愛を止めないで)」を観た。シャルロット・ゲンズブールとイヴァン・アタルが初共演している映画。この2人は何度も映画で共演し、現在が夫婦である。 宿で一緒になった大学教授に「Académie de la bière」に連れて行ってもらった。ベルギービールとの初めての出会い。それぞれのビールに専用のグラスがある(今では当たり前だが)。私は「Vieux Temps」。「mort subite(

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            旅日記13日目(le 11 Août 1991)

            9区にあるギュスターブ・モロー美術館へ。モローの邸宅であった建物が美術館として公開されている。26歳の私は、モローが好きではないみたいだ。建物の装飾が美しい。 クリニャンクール蚤の市へ。危ないから行っちゃだめと言われたが、一人で行動していると目立たないので案外平気。頼まれた古本を買ったり、お店の人とおしゃべりしたり、満喫した。 ロダン美術館へ。ロダンの愛人だったカミーユ・クローデルの作品もたくさん観ることが出来る。この時はまだイザベル・アジャーニが主演した映画「カミーユ・

            旅日記12日目(le 10 Août 1991)

            宿で出会ったKさんとJardin des Plantes パリ植物園へ。ここは動物園もあるので、どこからともなく鳴き声や動物園の匂いがします。ゆったりと過ごせる気持ちの良い場所です。みんなでビールを飲んだのは老舗デパートLa SAMARITAINEの屋上。2005年から改修工事のため16年も閉鎖されていた!2021年リニューアルオープンしたそうだが、この時のように気軽に屋上へ行けるのだろうか…..。 パリを散策していて、いちばん困るのがトイレ。トイレを借りるためにカフェに入

            旅日記11日目(le 9 Août 1991)

            早起きしてジヴェルニーのJardin Claude MONET(モネの庭)へ。モネが晩年を過ごした家と睡蓮の庭がある。 パリ・サン=ラザール駅からヴェルノンまで1時間くらい、そこからジヴェルニーへはシャトルバスがある。本数が非常に少ないので、注意が必要。私が行った翌年にはジヴェルニー印象派美術館もできたようだ。 学生街カルチェラタンの大好きな本屋さん「GIBERT JEUNE(ジべールジューヌ)へ。あらゆるジャンルの本を網羅しているインスピレーションの宝庫。パリに住んでいた

            旅日記10日目(le 8 Août 1991)

            航空券のリコンファームが必要で電話での会話が不安だったため、シャンゼリゼにあるアエロフロートのオフィスに行った。「冷たい態度の女」に対応してもらい無事リコンファームできた。意地悪な人はたくさんいるので、慣れてきたようだ。 この日のメインは「パリで映画を観る!」であった。映画の時間まで間があったので、レンヌ通りのfnacへ。レジに並んだら、私の前に並んでいたのが、なんとジャン=ポール・ベルモンドだった!髪が真っ白なおじいちゃん(この時64歳。26歳の私にはおじいちゃに見えたの

            旅の必需品「ミシュランParisPlan」

            Googlemapがあれば、場所も行き方もあっという間に探せるけど、紙の地図でたどるのは宝探しのようで、わくわくします。

            旅日記9日目(le 7 Août 1991)

            モンマルトルはパリの北部。小高い丘になっているのでパリ中心部からモンマルトルのシンボルであるサクレクール寺院が白く輝いて見え、とても美しい。 地図に載っていた大雑把なバスの路線図を見ると、リュクサンブールから85番のバスに乗るとモンマルトルに行けそうだ。メトロだと景色がほぼ見れないがバスは楽しい!でも、どこで降りるのか気が気ではないのでリラックスできない。結局不安になり、だいぶ手前のCadet駅で降りた。そこからはメトロでAnvers駅へ。 リュクサンブール公園にはマリオ

            旅日記8日目(le 6 Août 1991)

            旅も8日目。まだまだ旅は続くのでコインランドリーに行ってみました。 オペラ座(Opéra Palais Garnier)は、建物内部の見学ができる。自由見学だと当時25フラン。1フラン=22円〜28円なので700円しないくらい。現在は自由見学は14ユーロで2000円近く‥‥高い。とても気軽には入れないお値段だ フランス国立図書館にほど近いパサージュのGalerie Vivienne(ギャルリー・ヴィヴィエンヌ)の中の古本屋に行ったようだ。googleで調べたらどうやらここ

            旅日記7日目(le 5 Août 1991)

            カルトミュゼ5日目はマレ地区にある「ピカソ美術館」とポンピドゥー・センターの「国立近代美術館」へ。 「SUPER HEROS」というbande dessinéeバンドデシネ専門の本屋さんは今もあるようで、嬉しい。

            旅日記6日目(le 4 Août 1991)

            メトロのトロカデロ駅で降りるとトロカデロ広場があり、ここからのエッフェル塔の眺めが最高です。シャイヨー宮にあった「映画博物館」はチープな展示だと思ったが、実はこのシネマテークの映画館で多くのヌーヴェルヴァーグの監督たちが映画を観た場所。1997年に火事があり、現在は12区のベルシーに「シネマテーク・フランセーズ」として再オープンしているらしい。シャイヨー宮からプレジダン・ウィルソン通りを歩いてパレ・ド・トーキョーにある「パリ近代美術館」へ。 この時の私はロベール・ドローネー

            旅日記5日目(le 3 Août 1991)

            カルトミュゼ(フリーパス)をこなすために今日も美術館へ。 この日は1日かけてルーブル美術館を観ます。 この「Singe assis(座る猿)」には、いまだに会えていません。 ルーブルから歩いて「フォーラム・デ・アール」という大型ショッピングモールへ。フランス語でのお買物に挑戦。 「Quel est votre taille(サイズは?」と聞かれたようだ。 この時、私が「L'addition,s'ei vous plaît」と言ってるが、それはカフェやレストランで使う「お勘

            旅日記4日目(le 2 Août 1991)

            今日はモネの「睡蓮」をみるためにオランジュリー美術館へ。「睡蓮」の展示室は楕円形で、二つの部屋がつながっていて上から見ると「∞」の形。歩きながら鑑賞できる。えんえんとぐるぐる歩けるのだ。この美術館はこの「睡蓮」の大作を展示するために元々はオレンジの温室だったところを改修したらしい。 メトロのラ・ミュエット駅から歩いて「マルモッタン・モネ美術館」へ。 メトロ6番線は地上の高いところを走る。

            旅日記3日目(le 1er Août 1991)

            旅の疲れもすっかり取れ、今日から本格始動。まずはアッサス通り、レンヌ通りをひたすら歩く。この日も"Les Deux Magots"を素通りし、ボナパルト通りを突っ切るとセーヌ沿いに出た。セーヌ沿いを歩き、この日の目的地オルセー美術館に到着。 「Zazie」とはもちろんレイモン・クノーの小説で1960年にルイ・マルが映画化した「地下鉄のザジ」のこと。エッフェル塔には数年後登ったが、エッフェル塔からの景色はエッフェル塔が見えないので、なんとなく物足りなかった。 イラストレータ