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#029 【妊活の心得】4年間の妊活でブラックなわたしに出会った。


妊活を始めて早4年。不妊治療も3年目。
この間メンタルダウンも、流産も経験した。

妊活は人格が変わると心得た方がいい。
感情のジェットコースターに振りまわされて、新しい自分が見えてくる。

それを頭においておくと、自分の変化も受けいれやすくなるかもしれない。 

この数年で感じた妊活の心得を書いてみる。

(決して大きな声では言えないブラックな気持ちを吐露したので、読みたくない方はバックしてね!)

妊活は受験みたいなもの

妊活は受験みたいなものだと思う。

それなりに準備したりしてなかったりと色々だけど、排卵日を迎えて、情事をいたすとか治療とかして愛の結晶ができたらいいなとうすい希望を抱いていたら、生理という名の不合格通知がとどく
就活のお祈りメールと言ってもいい。

あの落胆する感覚、わかる?

しかも、毎月届く

不合格通知もお祈りメールも神さまから届くので、どういう基準で通過できないのか全くわからない。

この試験を通過できる日はくるの?
先は見えない。

受験も就活もあるていどの努力は報われると思うけれど、妊活の努力は報われないと思っていたほうが気が楽だ。

運だと思うしかない

友人のおめでたは喜べない

友人のおめでた報告も芸能人の出産ニュースも、嬉しくなんてない。
それら全部に心をえぐられる。

わたしってこんな嫌な人間だったんだって落胆する。

でもそれで当たり前。
受験と同じ。
同じ大学を志望していて自分だけ落ちたと考えたら、そんなの喜べるはずがない。

一般的ないい人である必要なんてない

笑顔でおめでとうなんて言わなくていい。

心を無にして「おめでとう!」てメール送れたら花丸。

たくさん辛い思いしてるのに、よく頑張ってる。

わたしは昨日きた、友人からの出産報告LINEにまだ返信できていない。
返信しないかもしれない。

友人と疎遠になる

あれだけ一緒に飲み歩いたこころの友も、なんでも喋れる幼馴染も、愚痴を言いあった同僚も、疎遠になる。

妊活仲間と思っていた人はどんどん卒業していくし、生理で落ち込んでいる時におめでた報告されようものなら、もうトラウマものである。

そうやって仲のいい友人ともどんどん疎遠になっていく。

わたしの場合は、それが今の自分を守る術

わたしが行きたいライフステージで生きてる人たち。
どうしても話が合わないし、何を聞いても心が傷ついていく。

距離をとるしかないのだ。

還暦を迎えた母が言ってた。仲がよかった人とは何十年たっても友達だよって。ちょっとくらい離れてても大丈夫って。

そう言って、短大時代の古い友人と旅行を重ねているのだからきっと本当なんだろう。

みんなのことが嫌なわけじゃない。
この格差が受け止められないだけ。

小さい人間なのだ。

まとめ

こうやって、ドロドロの自分が顔を出す。
ね、新しい自分でしょ?

こんな醜い感情が自分の中にあったなんて。

妊活とか不妊治療がしんどい理由のひとつに、自分のマイナスの変化を受け止められないことがあると思う。

理想の自分とどんどんかけ離れていく。

理想の家族の形からも。
(ここには書かなかったけれど、夫婦関係もボロボロになるよ。)

みんなおなじ変化を感じてるよ。
人格が変わるのが普通。
わたしたちよく頑張っている。

自分で自分を認めてあげよう。

おしまい。
ほんじゃ、またね〜!

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