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【若手社員インタビュー】企業のデジタル変革を伴走型で支援するDXコンサルタントとは?

豆蔵note編集長の小笠です!
今回は、豆蔵のデジタル戦略事業部(DX・AIソリューション領域)でDXコンサルタントとしてご活躍されている鈴木洋佑さんと舘野北斗さんにインタビューを実施しました。

登場人物

お名前:鈴木 洋佑
所属組織:デジタル戦略支援事業部 第三グループ
ロール:DXコンサルタント

経済学部を卒業し、豆蔵に2015年4月に新卒として入社。入社後はお客様のDX支援の一環としてPoC開発や、対話型AIエンジン「MZbot®」の開発に従事し特許の取得に貢献。現在は第三グループに所属し、業務整理から教育、規定策定に至るまでの幅広い支援をする「RPAOffice®」サービスをお客様に提供している。

お名前:舘野 北斗
所属組織:デジタル戦略支援事業部 第三グループ
ロール:DXコンサルタント

理学部数学科を卒業し、豆蔵に2020年4月に新卒として入社。コロナ禍入社のため出社を前提とした勤務は未経験。入社後は第三グループに所属し、業務整理から教育、規定策定に至るまでの幅広い支援をする「RPAOffice®」サービスをお客様に提供している。

お名前:小笠 由貴
所属組織:人事戦略本部
ロール:本部長

2018年4月入社。前職はSIerで人事業務をメインに従事。豆蔵に入社後は中途採用業務を中心に人事・労務・総務業務を担い、2022年より人事戦略本部 本部長に就任。

漠然とIT企業に興味はあった

ーお二人とも新入社員ということで、就職活動で豆蔵を選ばれたと思いますが、就職活動はどうされたのか、どうして豆蔵を選んだのかについて教えてください。ー

私は文系出身、経済学部でITとは無縁の生活でした。就職活動序盤では金融業界等を見ていたのですが、そんな活動の中で、本当に自分がやりたい仕事はどんなものかを考えていました。
「喜んでくれる人が多い仕事が良いな」と思い、対個人よりも対企業の方が多くの方が喜んでくれるのではないかと考えBtoBの企業に絞りました。
業界にも迷いはあったのですが、IT業界は成長産業である事から調べるとどんどん興味が湧いてきて、ユーザー系よりもある特定のモノに特化せずにソリューションを提供することが出来る独立系の企業に絞って就職活動を始め、縁があって豆蔵に入社する事になりました。

舘野
私は、IT系の企業を漠然と探していましたが、就職活動が中々うまく行かず悶々とした日々を送っていました。
自己分析をする中で、パソコンに向かって一人で作業をするような仕事よりも、他人と接する仕事の方が向いている事に気づき、SEやプログラマーというよりもITコンサルタントの職に興味が湧いてきました。
そんな中で豆蔵を紹介してもらい、面接でも「人と話をする事が好き」だと伝えたんです。
そしたら、面接官とあれやこれやと意気投合してしまって(笑)。
豆蔵の社名もなんだかIT企業らしからぬネーミングで可愛いなと思っていたのもあり、内定を頂いたら軽率に入社を決めてしまいました。

企業のデジタル変革、事業創発を伴走型で支援する

ーお二人が所属するデジタル戦略支援事業部の特徴と第三グループのお仕事について教えてください。ー

デジタル戦略支援事業部は、科学的なアプローチと合理的な業務改革と実装を行うエンジニアリングを両輪として、お客様のビジネス価値の最大化に向けたデータ活用コンサルティングサービスとデジタルソリューション活用を提供しています。

豆蔵がデータおよびデジタル技術による変革をビジネスとして取組み始めたのは、2011年と古く、当時注目されていたビッグデータの活用や政府、自治体が保有するオープンデータを対象としたデータ分析ノウハウの獲得による人材育成事業がスタートで、データとデジタル技術の活用を専門的に支援する組織として2015年にDX・AIソリューション領域が組織化されました。

近年、企業において働き方改革の実現、生産性向上、オフィス業務の「カイゼン」活動を目的とした、RPA(Robotic Process Automation)を始めとしたデジタル活用による業務自動化の取り組みが急速に進んでいて、現在では多くの企業で定着しています。
第三グループでは主にこちらの領域に特化し、金融、商社、製造、卸小売などを中心とした企業に対して、RPAを中心とした業務改善・業務効率化について支援して来ました。
特に現場で業務を行う従業員や部門(エンドユーザー、ユーザー部門)が主体となって自ら開発も行うボトムアップ型に対するご相談が多いですね。
その多くの経験や実績を活かして、業務整理から教育、規定策定に至るまでの幅広い支援を提供する「RPAOffice®」というサービスを展開しています。

第三グループのメンバー

RPAの導入から運用までの一連の流れに携われる事が魅力の1つです。お客様への提案も第三グループ内で自走しているため、実際の現場でお客様から直接ヒアリングをしたり、開発の提案をしたりしています。
運用のルールもお客様と伴走し作成するので非常にやりがいがありますね。

また、より発展型として、デジタル活用による新規サービス創出やノーコード・ローコードツール等を用いたシステム・ソフトウェアの開発等の「現場推進型DX」とも言える、企業のビジネス・モダナイゼーション/オプティマイゼーションの取り組みについてのご相談も増えて来ています。
こちらについては、RPA同様にトータルサポート「現場推進型DX支援サービス」で、アジャイリー且つフレキシブルに、企業のデジタル変革、事業創発を伴走型で支援しています。

実は、隣の第二グループでは、お客様の課題であった、蓄積された言語データの活用によるナレッジマネジメントをきっかけとして、問いに対してAIを用いた対話を行うチャットボット(MZbot®)を開発したりもしています。このチャットボットは、お客様の「出来たらいいな」の機能を段階的に追加していくことで、RPAや他クラウドサービス、業務の自動化指示等のDX基盤への支持の窓口として発展してきています。本プロダクトで使用されているAIを使ったナレッジ検索技術の独自性により特許を保有しています。

こんな感じでデジタル戦略支援事業部の支援内容は幅広いので、お客様のDXに関連したあらゆる課題に寄り添っています。

入社してすぐコロナ禍。不安はあったが、オンラインでも工夫されたコミュニケーションで安心。

ー舘野さんは入社してすぐコロナ禍でしたね。不安はありましたか?ー

入社して数日で出社が出来なくなり、新人研修も全てオンラインで実施しました。会社全体が手探りで色々とやっている中で不安は勿論ありましたね。
7月から本配属となりましたが、そもそも会った事が無い人もたくさんいる中でオンライン前提の業務となり、不安は募っていきました。
ただ、オンライン上でコミュニケーションツール(チャット、通話)を用いて周囲の方に工夫いただいていたので、不安があったもののコミュニケーション不足にはならなかったかなと思います。

現在もほぼリモートで働いており、出社やお客様先への往訪は月に1回あれば多いくらいの頻度ですね。お客様の環境でしか出来ない事が発生した場合にお客さん先に行くことがある感じで、基本的にはZoom等のWEB会議ツールを用いてお客様とコミュニケーションを図っています。
また、お客様との打ち合わせが終わった後に社内のリーダーがフィードバックの時間を設けてくれていて、打ち合わせの場で良かったことや悪かったことの整理をしてくれるので非常に勉強になっています。
また、コミュニケーションをとる場としても有効で非常に助かっていますね。

ーなるほど、グループ内でかなり工夫してやられていたのですね。鈴木さんや周囲の方はどんな気遣いをされていたのでしょうか。ー

第三グループは、パートナーさんともお仕事をしているので、コミュニケーションはチャットツールを主に活用しています。
堅苦しい事しかやり取りをしていないと、それだけしか書いちゃいけない、話しちゃいけないという雰囲気になって委縮してしまう事もあるかと思います。リーダーの方は、そういった事が起きないように、雑談を積極的にする工夫をしているように感じますね。そのお陰で、文字でも口頭でも発言しやすい環境作りがされているように思います。
また、在宅だけでなく、こういうシェアオフィスを活用してフレキシブルに作業できるのも魅力の一つかなと思います。気分転換になりますよ!

ー舘野さんは入社して丸三年が経ちそうですね。どんなところに仕事の楽しさ・魅力を感じますか?ー

現在は鈴木さんと一緒に仕事をさせていただく事が多く、お客様自身でRPAを作れるようにサポートしたり、お客さんのやりたいことを実現できるようなRPAを作成したりしています。
自分がサポートしているRPAが出来て動いた時は「動いてよかった!」と素直に喜んでいます。市民開発が進んでお客様が喜んでいる顔を見られる事はとてもやりがいに感じますね。

ITの素地が無くても活躍できる環境がある

ー新卒と中途の差だとか、理系と文系、ITの素地がある方と無い方の差って感じますか?ー

舘野
当然、差はあるような気はします。
学部卒の僕からすると、博士卒の方が仲間にいる事はとても刺激になるし憧れもありますね。ひとくくりに理系とはいっても、私は純粋数学出身なので、ITの素地があったわけでもなく、IT知識のキャッチアップは苦労しました。鈴木さんはどうですか?

鈴木
新人研修の時は、素地がある情報系の方との基礎力の差はとても感じたのを覚えています。ただ、現状は文系出身だからマイナスポイントとなるようなことは感じていないですね。確かに、プロジェクトや役割によってはあるかもしれないけれど、私が担当している部分においては、ネガティブに捉えたことは無く、お客様に対して真摯に向き合えていると感じます。

舘野さんの根拠を求める姿勢や、単純に計算が速いところは、私からすると羨ましく感じるので、そういった意味では純粋数学もちゃんと身になっているんじゃないかと思いますよ!

入社前のイメージとは良い意味で違った豆蔵

ー豆蔵の入社前と入社後の印象・イメージについて教えてください。ー

入社前はIT業界に対するイメージそのものが漠然としており、IT企業は元々プログラミングが出来る人がカタカタコードを書いて、それで出来たシステムをお客さんに提案するみたいな印象を持っていて、豆蔵もそうなんだろうなと思っていました。
私の所属している第三グループはプログラミングをがっつりやるというよりも、お客様との折衝が多く、求めているものをヒアリングした上でそれがどういうものなのかを整理し、その上で提案をしていくという形なので、元々想像していたプログラミング一辺倒なイメージは違ったなという気付きを得ました。

豆蔵は平均年齢が高い、新卒が少なく中途が多いという情報を仕入れていたので、もしかしたら重い雰囲気?があるのではと思っていました。
ただ、入ってみるとデジタル戦略支援事業部は若い人材も多くリーダー層の方もフランクで、コミュニケーションも想像よりもかなり取りやすく、重いイメージは払拭されて良かったです。

リモートワーク主体で都会の喧騒ともおさらば。大好きなマイホームでまったりしたり、オンオフの切替で趣味の写真撮影をしたり。

ーリモートワークが主流で、お二人ともリアルで顔を合わせるのも何年振りなんだかという感じですが(笑)。リモートワークってオンオフの切替が難しかったりしますよね。休日・余暇はどのように過ごされていますか?ー

出社の時は会社から30分圏内のところに住んでいましたが、現在はリモートワークが主体なので、少し会社からの距離を置いたところに一軒家を購入し転居しました。
現在、居住して半年が経過したところですが、注文住宅でこだわりを散りばめたこともあり、今となっては大好きな持ち家でゆっくり過ごす事が一番の安らぎになっています。

舘野
私は好きなキャラクターの小さいぬいぐるみを持参して、出向いた先の記念写真を撮影することにハマっています。遠出というよりは、身近なマチが好きなので都内で気になったところにプラっと行って写真を撮ってます。
最近は、お茶の水で写真を撮ったり、桜を目的に代々木公園に行ったり。桜は咲いていませんでしたが、それはそれで趣があるか~と思い、写真は撮りました。

今後は、業務知識や対話力を身に着けたい

ー柔らかめの質問の後にピシっとした質問を。お二人の中長期的な目標を教えてください。ー

舘野
第三グループは様々な業種業態のお客様の支援をしているのですが、現在はお客様の業務に対する知識がまだ不足しているなと感じています。
そのため、その知識を広げてお客様と円滑なコミュニケーションが図れるようにまずはなりたいですね。それによって、お客様の課題解決に素早く寄与できるようになると考えています。

鈴木
業務知識の獲得、確かに重要ですね。
私は最近、お客様との直接のやり取り(提案する、打ち合わせで自分が前面に立って進める)が増えているので、プレゼン能力や説明能力をもっと養いたいなと思っています。
ITコンサルは技術のバックグラウンドがあり、それをもってお客さんに提案をしていく仕事だと思っています。
技術はここ数年で築き上げてきたものもあるので、今度はそれをアウトプットするところに重きを置いて頑張りたいですね。

何かこだわりを持っている人、豆蔵に来てください!

ーありがとうございます。良い感じにまとまってきましたね!最後に、豆蔵に関心がある方にメッセージをお願いします。ー

豆蔵は技術にこだわりがある人が多いので、「これが好き!これをビジネスに活かしたい!」という方が来てくれると豆蔵にマッチすると思います。
第三グループは私と同じ30代の方を積極的に募集しているので、是非お越しいただきたいですね、お待ちしております!
若手だと、若手専用チャットみたいなある意味クローズドな環境もあるので、そこで親睦を深められますよ!

若手でもお客さんの前に出て説明する機会を多く得られるので、とてもやりがいがあるなと思っています。お客さんの顔が直接見えて、自分のやったことが実感として返ってくる環境で一緒に頑張りませんか?とても楽しい環境なので皆さんのご応募をお待ちしております!

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。
弊社にご興味をお持ちいただけましたら、こちらの採用ピッチ資料や採用サイトに詳しいことが記載してありますので、ぜひご覧ください。

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