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慶応義塾大学 数理科学科 数理キャリア講演会に参加しました!

2023年6月13日にて、慶応義塾大学 数理科学科 坂内先生、アカリク様にお招きいただき、数理キャリア講演会に参加しましたので、ご報告いたします!

豆蔵の参加者紹介

株式会社豆蔵 ITコンサルタント 猪飼  美羽

豆蔵 猪飼

2018年11月入社。前職は医療系のソフトウェア開発に従事。豆蔵入社後は自然言語処理を扱ったデータ分析プロジェクトへの参画から始まり、現在はDXの時代に求められる人材の役割モデルやスキルの設計、育成カリキュラムの設計・開発を担当。

数理キャリア講演会とは?

数理科学を活かしたキャリアのイメージを深め、数理科学系学生のモチベーションアップを図ることを目的としたものです。

数学の道を歩んだ人材がビジネスの場で求められるようになってきたこと、博士課程の需要が高まっていることを学生に認知してもらうため、実際のビジネス現場で働いている企業人の立場として豆蔵が参加いたしました。

主催者・運営企業

慶応義塾大学 数理科学科 坂内 健一教授

坂内 健一教授

代数多様体のL 関数の特殊値にまつわる予想を背景に、ポリログなどの数論幾何的対象を用いて、抽象的な理論と具体的な特殊関数との関係についての研究を進めている。2000 年、東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。2001 年、名古屋大学大学院多元数理科学研究科助手。名古屋大学在職中、2005 ~ 07 年にフランスのÉcole Normale Supérieure に日本学術振興会海外特別研究員として滞在。2008 年に慶應義塾大学理工学部に専任講師として着任、2018年より慶応義塾大学 理工学部 数理科学科 教授。

https://www.st.keio.ac.jp/education/kyurizukai/12_bannai.html
慶應理工の数論幾何

数学の魅力をたくさん伝えたいとのことで、こういった活動もされているようです。宜しければご覧ください。

株式会社アカリク

「知恵の流通の最適化」を理念とし、大学院生を対象とした就職・キャリア支援を提供されています。博士課程学生やポスドク研究員といった優秀な研究者が民間企業で活躍することを通じて、社会にイノベーションを生み出すことを目指されています。

講演の様子

当日は、企業陣営としてNTTデータ数理システム様、リンクバル様もご参加しており、順番に講演を行いました。
必修科目という事もあり、講演会場には数理科学科の学生さんがたくさん参加されておりました。

講演の様子①(豆蔵 猪飼)

豆蔵 猪飼の講演では、データサイエンス系の人材を育成している経験から、データサイエンティストに必要なスキルに数学が入っている事をご説明させていただきました。

講演の様子②(豆蔵 猪飼)

加えて、実際のプロジェクトでの数学活用事例やAIのこの先についてお話をさせていただきましたので、いかに数学が重要か伝わっていると良いなと思います。

パネルトーク・座談会の様子

休憩を挟んだあとにパネルトークを実施しました。
パネルトークは、「数学は好きでしたか?」「授業カリキュラムは、実ビジネスでどのくらい活用されていますか?」「学生へのメッセージ」というような内容でトークを進めていきました。

座談会の様子

その後はグループを3つに分けて座談会。
学生の皆さんと交流が出来、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました!

参加者の感想

豆蔵 猪飼

3社ともデータサイエンス系の話ではあったのですが、どこでどのように数学を使っているのか、話す内容は様々で私自身いい刺激となる会でした。

また、座談会では学生さんと数学との付き合い方、AIのことなどいろいろ楽しく話をさせて頂きましたが、少しでも参考になることを持って帰って頂けてたらいいなと思います。

最後に

豆蔵では、『データ利活用によって日本の産業を活性化させたい』という思いから産学連携を積極的に行っています。
数学の知見が社会実装に役立っていくという事が、今回の講演を通じて少しでも学生さんに伝わっていると嬉しいです。

産学連携を積極的に行っているデジタル戦略支援事業部(DX・AIソリューション領域)については、以下をご確認ください。

もし少しでも弊社にご興味をお持ちいただけましたら、こちらの採用ピッチ資料や採用サイトに詳しいことが記載してありますので、ぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました!