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よく熟れた尻

エピソード60はバクとナミンで「勘違い」をテーマに話しています

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ココロがガサガサしてて、どうにもこうにも機嫌がよくならない時でも、
ついつい思い出し笑いしてしまう必勝な出来事があります。


高校2年のあるユーウツな月曜の朝、朝礼が終わり、みんながゾロゾロと教室に帰ろうと階段を上っていた時、少し上に仲良しのRがダラダラと階段を昇っているのが見えた。
みんな同じ制服着てるけど体つきと髪型、雰囲気で私は「Rにちがいない」と何故か力強く確信した。Blue Mondayには笑うのが一番だ。

そう思って、私は後ろからRのお尻を軽快にペンペンと叩き
「よく熟れた尻じゃのう~」と割とよく通る声で言い放った。

しかし、驚いてクルンと振り返ったRはRではなく、
全く知らないおとなしそうな女の子だったのだ。
「きゃぁ、本当に本当にごめんなさい。間違えちゃった!」と誠意を持って言いながらも笑いが我慢できず。
私の隣にいた友達は体を前屈したまま笑い続けた。
熟れた尻だと言われた女の子は幸いにもいい子で一緒に爆笑してくれたので事なきを得た。


思い違いや勘違いは人生につきものですね。
勘違いは恋愛ドラマをロマンティックに演出するスパイスとして欠かせません。
絶対したらあかん種類の思い違いや勘違いには全身全霊で気を付けないといけませんが、それ以外は潤滑油みたいになることもあるし、
笑い飛ばせるならそうして生きていきたいです。

アップルサイダービネガーの炭酸割を飲みながら
やりたくないことはどこかに置いといて
スイカの種をぷっぷしながら
聞いてくださったらうれしいです


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