#人的資本の情報開示
人材版伊藤レポート2.0と人的資本情報開示
5月13日、経済産業省が「人的資本経営の実現に向けた検討会」の報告書として「人材版伊藤レポート2.0」を公表しました。
社会のデジタル化や脱炭素化の進展、コロナ禍における人々の意識や働き方の変化など経営環境の変化が顕在化するにつれ、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上に繋げる「人的資本経営」の重要性が益々高まっています。
このような背景を踏まえ、2
世界が混沌とし、予測困難な時代だからこそ「人的資本経営」を
「人」への投資の重要性の高まり
気候危機に伴う脱炭素社会への移行、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展、有形資産から無形資産への価値源泉のシフト、ESG(環境・社会・企業統治)投資への関心の高まり、安全保障を巡る地政学的リスクの高まりなど、企業を取り巻く経営環境や国際情勢は激しく変化しています。経営者には従来にも増して高度で複雑な舵取りが求められています。
そのような時代においても(