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OTが介護福祉施設で夜勤体験記

経緯

なんか副業ないかなーと投資仲間でもある、お友達の看護師さんと話していたところ「ちょっと先生!施設の夜勤アルバイトどう?ほんとに入れる人いてなくて探してるねん」と。
OTになって病院とデイでしか働いたことがなく、施設に興味があったので介護職として夜勤アルバイトをしてみることに。

夜勤のお仕事内容とおちんぎん

勤務時間は18‐8時。仕事内容は出勤して、戸締まりの確認、3時間毎の見回り、コール対応。朝の6時におむつ交換と離床させ食堂へ順に連れて行く。食堂に連れていき食事の準備をし、時間があれば食介のお手伝い。一日の記録をして8時ジャストに帰る。施設の入所者さんは6〜8人ほど。そしておちんぎんは13000円。
長時間拘束される割に、おおちんぎんが低い。
しかし仕事内容としては、ほっとんど朝の6時までやることなく、与えられた部屋でゴロゴロし、眠るという仕事内容的には楽なものでした。
入所者さんのうち要介護4〜5が3人、要介護2〜3レベルが3人くらいのイメージ。清潔感のあるキレイな施設で、わりとサポート体制も手厚いところでした。

夜勤バイトが向いてる人

初めて行く場所でいきなり一人夜勤だったけど、別フロアに友達の看護師さんがいたので特に不安もなくできた。むしろひとり時間が欲しい私には実は向いている夜勤アルバイトだった。
拘束時間が長いが楽ちんなアルバイトなため、独身者に人気なアルバイトとのことだった。あとは子供がある程度大きくなり、家族が協力的な方にも向いていると思う。

私がショックだったこと

朝になると食事の準備など始めるため、職員さんが食堂に集まりだす。そこにお部屋から入所者さんを連れていき準備をするのだが、ちょっと職員さんたちの私への当たりがキツイ気がしたのだ。

作業療法士になって16年くらい。今までずっとこんな私を「先生」と読んでくれ(私の名前を覚えてないからっていうのもあるけど)、どの職員さんも対等に丁寧に接してくれているものだと思っていたけどそうじゃなかった。
なんか!なんか看護師さんや介護士さんの介護職員に対する当たりが強いねん!OTなってから「あれやって!」とか今まで言われたことなかったや私。

リハビリ職ってドクターの指示があってリハ開始するけど、リハ内容は自分で決めるし、スケジュールほとんど自分で決める自由度がかなり高い仕事でタスクが他の業種より少ない。
それに比べて介護職はタスクが多く、そのうえ利用者さんや看護師さんの要望に答えなければいけないという融通も利かさないといけないかなりハードな仕事なのだ。私は天狗になってた。裸の王様。恥ずかしいし、反省です。今まで自分が仕事をするうえで、介護職のタイムテーブルになるべく邪魔にならないよう気をつけたり、協力できることはしていたつもりやったけど大丈夫やったかなぁ。さらに気をつけるようになりました。
謙虚でありたいと思って、気をつけていたつもりやけど自分のOTとしての振る舞いが適切やったか、振り返るいい機会になりました。

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