にんにょ

たまに踊り、たまにレコードを回す、普通のOLです。

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最近の記事

初めての赤ちゃんとさようならした話。

妊娠検査薬の陽性反応がでた。 「約5分間平らな場所に起き、結果を確認してください。」 と箱に書いてあったため トイレの窓際に置いて、5分間じっと眺めた。 程なく青い線がクッキリと現れた。 「夫さん、赤ちゃんいたよ。」 わたしは意外と冷静に報告した。 「赤ちゃんいたの?!ほんとにいたの?!」 夫の方が大興奮だった。 ベッドに横になるわたしのお腹にずっと話しかけていた。 一通り話しかけ終わってもなお 「もうちょっとお腹で出てるんじゃない?!」 と興奮冷めやらぬ夫に 「それ

    • たった3ヶ月で見える世界が変わった話

      2022年1月3日。 わたしは友人と初詣に向かっていた。 年末から同棲中の彼との関係が最悪なわたしと、 新年早々旦那との別居を決めた友人。 そんな2人の幸せを願うための初詣。 最寄り駅で待ち合わせ、脇目も振らず目的地へ。 しかし、なぜか駅に戻る人の量が多い。 お目当ての某大神宮は閉鎖されていた。 職員の方にコロナの陽性が出たそうだ。 その瞬間、友人と悟った。 「うちら、今年終わったんじゃね?」 それでも2022年の幸せは願いたかったので、 わたしたちは別の神社へ向

      • 「バカ」は世界を救う

        久しぶりにM-1グランプリを最初から最後までテレビの前に腰を据えて見た。 わたしはお笑いに詳しいわけではない。 でも、決勝に残っていた方々はそんな素人が見ても実力派揃いに見えたし、どの漫才も本当に面白かった。 声を上げて笑って、最後に泣いた、とても幸せな時間だった。 審査員の1人がこう言っていた。 「最後の最後は1番バカに入れようと思った。」 (ニュアンスなので表現の謝りはあるかもしれません。) シンプルなようでとても素敵な講評だと思った。 数年前、家で1人大号泣す

        • 後悔しないなんてことは絶対にない

          私は、昔から自他共に認めるおじいちゃんおばあちゃんっ子だ。 会いに行けば必ず満面の笑みで迎えてくれる。 私の話は何でも聞いてくれ、何でも褒めてくれる。これを食べろあれも食べろ、帰りにはこれを持って帰れ…。 深い愛情を持って接してくれていることを、幼い私でも十分に理解することができた。 おじいちゃんは、博識なうえにとてもオシャレだ。 いつ会っても本を片手にオシャレなシャツを着て、何を聞いても答えてくれる。 おばあちゃんは、愛情深く、とても働き者で、現代の強い女性の先駆けの

        初めての赤ちゃんとさようならした話。

          1人では気づけなかったこと

          今日でパラリンピックが終わる。 東京パラリンピック2020のコンセプトのひとつは、「多様性と調和」だった。 多様性と調和について語るには、私自身もっと勉強や経験が必要だし、その学びに終わりはないと思う。 そこで、私が最近身近で感じた「多様性」について書かせていただきたい。 私の職場には外国人の方もたくさんいる。 一緒にランチをすることもあったが、最近はコロナの影響でその機会も減っていた。 そんな中、先日久しぶりに会った方から、こんな話を聞いた。 彼は、欧米出身の30代

          1人では気づけなかったこと

          雨の日に思い出すことと思い出さないこと

          昔、こう言われたことがある。 「初めて少し遠くにデートに行った日、傘をさしてもビショビショになるような大雨が降っても、機嫌が悪くなるどころか楽しそうにしている君を見て、心の底から君と付き合って良かったと思ったんだ。」 甘い。 実に甘い。 でも、私は実際に楽しかったのだ。 信じられないくらいの大雨が降って、信じられないくらいビショビショになったけど、それが面白くて楽しかったのだ。 彼はイケメンな上に面白く、ごはんもお酒も一緒に楽しめる、最高な彼氏。 私もこんな人と付き合

          雨の日に思い出すことと思い出さないこと

          サッカーが好きな女子

          私はサッカーが好きだ。特に海外サッカーが好きだ。 推しチームは、リーグアンのパリサンジェルマン。そう、メッシ加入で話題のチームだ。新たな銀河系最強軍団の誕生に歓喜するとともに、ムバッペの去就が気がかりで仕方ない。私はネイマール、ムバッペ、マルキーニョスがいるパリサンジェルマンがチャンピオンズリーグを制覇するところを見たいのだ。 と、言いつつ、私は海外サッカー好きをあまり表に出していない。 インスタグラムでは海外サッカー関連のアカウントをたくさんフォローしているが、誰もそ

          サッカーが好きな女子

          真面目からの逃亡

          少し前の話になるが。 やってやった。 私は先日、完全にやってやった。 ここ数日、いや数週間、 数ヶ月の全てに嫌気がさし、 いい大人でいることから逃亡した。 と、言っても 仕事を1時間半早退し、好きな本を買い、 ずっと行きたかった珈琲屋さんで ずっと食べてみたかったスイーツを食べ、 少し大きめのコーヒーを飲み、スマホをオフにして 閉店までただただ本を読んだだけだ。 完全にやってやったというには 地味すぎるだろうか。 毎日真面目に仕事をこなし、 仕事が終われば、感染症

          真面目からの逃亡

          東日本大震災から10年で思うこと

          今日で東日本大震災から10年。 もう10年とも、まだ10年とも思う。 色々な想いはあれど、 私個人の10年から思うことを書かせていただく。 10年前の今日、私は昼過ぎから美容院へ行ってヘアセットをしてもらっていた。 大学の卒業祝賀パーティーへ行くためだ。 (歳がバレる。) カタカタ…という音がし始め、次第に店内が揺れ始めた。 揺れはどんどん大きくなり、目の前の鏡がぐらんぐらんと動き出した。 ぐらぐらではない、ぐらんぐらんと。 「出ましょう」 という美容師さんの一言で外

          東日本大震災から10年で思うこと

          あたらしい自分へ

          まずは、noteを始めようとしている あたらしい自分へ。 何かを綴り、伝え、 どんなに時間がかかったとしても いつか誰かの心に 何かを届けることができますように。 #あたらしい自分へ #初めまして

          あたらしい自分へ