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No.⑦四国ドライブお遍路:第五日目【修行の道場~高知編~】高知堪能と修行の三日間スタート!-1/2

さあ!楽しみにしていた高知~愛媛の長期ドライブお遍路がスタートします。

先週は修行の道場にふさわしい豪雨の洗礼を受けてテンションがダダ下がりでしたが、今回はまめはちの想いがお天道様に届いたのか、夏にふさわしい快晴!

今回は高知の27番から39番までをすべて制覇して、愛媛の中でも遠方となる40番から43番までを巡る二泊三日のロングラン計画です。17カ所のお寺を巡ります。

もちろん巡礼後のご当地グルメ(ビールも!)は最高のご褒美です。
高知と言えばまめはちが特に好きな場所です。ひろめ市場なんて最高ですね。


【今回のスケジュール】
初 日(土):27番~32番(計6カ所)※高知市内泊
二日目(日):33番~38番(計6カ所)※四万十市泊
三日目(月):39番~43番(計5カ所)


さあ!準備万端。いざ出発!

高知市内から東を目指す55号線。気持ちいい!!

第27番札所:神峯寺(こうのみねじ)

岡山を出発して約3時間走り続けて今回のスタート地点である神峯寺へ到着。ここは何と言っても細い細い山道が特徴です。

主に運転を担当するまめ助から言わせれば、車お遍路ベスト3に入る難関札所です。

途中で何台かの車とすれ違うことがありましたが、何とか無事に駐車場へ到着することができました。

神峯寺についての解説

創建:天平2年(730)
本尊:十一面観世音菩薩(おん まか きゃろにきゃ そわか)
アクセス:極めて困難
駐車場:境内まで徒歩2分程度

駐車場へ向かう残り1.7kmほどがこんな感じの道です。緊張感と隣り合わせ(汗)
やっとの思いで広い駐車場へ到着。手に汗が。。。
立派な仁王門。中の仁王様は赤色のお体をしておりました。力強い!
本堂(おん まか きゃろにきゃ そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)青空とのコントラストが素敵でした。

神峯寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

お寺と神社が隣り合わせなんです。明治時代の神仏分離令によるものです。
神峯の水。病気平癒に霊験あらたかであるという伝えがあるそうです。飲むことは諦めましたが。
本堂へ続く長い階段。本日最初のお寺にして最初の試練です。
大師堂脇にあったかわいらしい岩?にわとりとタマゴみたい。
境内の庭園がとてもきれいでした。眼下には遠く太平洋を眺めることができました。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)先週の豪雨とは打って変わって気持ちの良い快晴!朝から猛暑で体力を奪われますが、やはり青空の巡礼が最高ですね。奇麗な境内は感動のビジュアル!
少し警戒していた細い林道も無事に渡り終えて、ほっと一息のまめ助でした。

(はち助)やっぱり、まめはちにはお天気が似合います。気持ちいいスタートです!早速、不安になる、坂道を車でグイグイ進みます。まめ助が一生懸命運転してれますが、ややご機嫌斜め。まめはちはなぜか呼吸が乱れ、踏ん張りながら坂道を登ります。頑張るのは車なのですが…。
到着した先は、綺麗に手入れがされた庭園が待つお寺です。虫と鳥の声が響き渡り、マイナスイオンたっぷりの森林浴が楽しめます。門をくぐってから、空気がガラリと変わったのもとても不思議な感覚で記憶しています。キツイ階段を越えた先に待っているご褒美ですね。最近よく耳にする、体のデジタルデトックスができているかも〜。


青空と青い海を眺めならの移動はサイコー!

本日最初の神峯寺を出て1時間程の長い道のりになるので、途中は景色を楽しみながら移動しました。

正午を迎えるあたりで、はち助お決まりの「お腹すいたかもしれん。。。」が発症。

途中のスーパーで軽く腹ごしらえを済ませました。さあ、まだ始まったばかり。先を急ごう!

た~い~へ~い~よ~!!青い海と青い空。絶景かな!
ご当地スーパー。サンシャインチェーンに寄り道。ちなみにここはお店ごとに内容が違って楽しい。
軽くお昼を食べました。言わずと知れたはち助の好物。鯖の押し寿司。作り手の個性を感じます。

第28番札所:大日寺(だいにちじ)

27番札所神峯寺を出発して約1時間で次の大日寺へ到着

大日寺についての解説

創建:天平年間(729〜749)
本尊:大日如来(おん ばざら だどばん)
アクセス:駐車場直前は一瞬狭い
駐車場:境内まで徒歩2分程度

駐車場手前は一瞬こんな感じ。
駐車場へ到着。木陰の駐車がおススメ。
自然に囲まれた山門。
檜と松を使って釘を使わず木組みでだけで建てられた本堂(おん ばざら だどばん)
大師堂(南無大師遍照金剛)

大日寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

山門から見える境内の様子。岩肌と緑のコントラストが印象的です。
まずは鐘をつきました。鐘の音が体にしみます。
山門と見間違う立派な納経所の門。思わず一礼します。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)絶好の天気の中、気分も良く参拝しました。少し階段がキツかったけど、境内に入るととても気持ちの良い気にかこまれた気がしました。
と所々の岩肌と緑のコントラストが素敵でした。

(はち助)気温も上がり、少しずつ体力を奪う湿度。でもでも、ここは心地よい風と空気感、うまく説明できないけど、なんか体のリズムに合う波動がいい感じのお寺です。お接待にはお茶が準備してあって、ほっこりさせてもらいました。


第29番札所:国分寺(こくぶんじ)

28番札所大日寺を出発して約20分で次の国分寺へ到着

国分寺についての解説

創建:天平13年(741)
本尊:千手観世音菩薩(おん ばざらたらま きりく)
アクセス:良好
駐車場:仁王門に隣接

駐車場の右手に見えるのが仁王門
仁王門とその先に見える歴史ある本堂
国の重要文化財の指定を受けた本堂(おん ばざらたらま きりく)
大師堂(南無大師遍照金剛)

国分寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

仁王門をくぐった境内の景色。老杉の間を歩きます。
酒断地蔵尊。文字通りお酒を断つという意味。。。。私たちに必要かな!?
五色の紐は大師堂の弘法大師の手につながっており「南無大師遍照金剛」と唱えながら触れると、弘法大師とのご縁が結ばれるそうです。
少し気になったお寺カフェ。今日は時間の関係で我慢。我慢。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)印象的なのは、大師堂前に立ってた「回向柱(えこうばしら)」と呼ばれる五色の紐が付いた長い柱。
先日、はち助から長野にある善光寺という有名なお寺の「回向柱」について習ったばかりだから真っ先に目につきました。でも昨年は無かったような・・・?

(はち助)二巡目となるお遍路は、本堂と大師堂以外にもちゃんと見どころをおさえようねとまめ助と話あってスタートしたお遍路旅。いつも、まめ助が調べてくれた見どころをちゃんと目で見て確かめていきます。
こちら国分寺には酒断地蔵尊が!その文字通りお酒を断つという意味なのですが、まめ助は珍しくお参りはしていませんでした・・・そうだよね、お酒を断つなんてまめ助がまめ助でなくなるよね。まめ助の上位の楽しみを奪うことはできません!ここは、ペコっと会釈だけ。
門からはいい風と緑溢れる景色が印象的なお寺、国分寺。またその時が来たら、よろしくお願いしますとお願いしました。


第30番札所:善楽寺(ぜんらくじ)

29番札所国分寺を出発して約20分で次の善楽寺へ到着

善楽寺についての解説

創建:大同年間(806〜810)
本尊:阿弥陀如来(おん あみりた ていせい からうん)
アクセス:良好
駐車場:境内に隣接

境内に隣接した広い駐車場です。初めての人はどっちに歩けばよいのか迷うかも。
立派な本堂です。不動明王が迫力満点です(おん あみりた ていせい からうん)
大師堂。ここのお大師さんは厄除け大師として有名(南無大師遍照金)

善楽寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

たくさんの可愛い地蔵絵馬が印象的です。
子安地蔵堂。安産や子宝祈願にご利益があるとされています。やさしいお顔の地蔵尊は弘法大師作だとか。
梅見地蔵と呼ばれるお地蔵さん。首から上の病や悩みにご利益ありとされています。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)なぜ梅見地蔵って名前なんだろう?って純粋に気になったから調べてみたら、境内の梅の花を眺めるお地蔵さんって意味なのかな。
首から上って聞いたので何をお願いしようかと悩んで、焦って思わず出たお願い事が「虫歯の治癒」でした。
「頭が良くなる」とかにすればよかった。。。反省。

(はち助)神社と一緒になったコンパクトなお寺。なんだか不思議な空気感が流れるこちらはは一巡目からしっかりと記憶が残っているお寺でした。ここにはは、首から上の病気にご利益があると信仰される「梅見地蔵」がいらっしゃるそうで、早速お参りしました。主に脳の病気(認知症やノイローゼ)、目・耳・鼻の病気のほか、学力向上や試験合格まで幅広くお願いごとを聞いてくれるお地蔵さま。はち助は、迷わず梅見地蔵の枕カバーを納経所で購入しました。はち助にも必要かと思いましたが、ここは大切な母へプレゼントです。枕カバーと枕の間に挟んで使ってくださいとのことでした。メニエールに悩んでいる母がよくなりなすように・・・!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。
高知旅初日の前半は、27番からスタートして市内中心部に近い30番までの記録です。

後半は、後半は31番札所竹林寺からスタートです。夜の打ち上げも楽しみです。反省会かな?

次回も見てくださいね。よろしくお願いします!


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