見出し画像

今週末からはじまるお遍路の旅。2巡目となる今回は更なる新しい景色に期待!!

お遍路へのきっかけ

コロナがまだまだ猛威を振るう昨年の7月に、はち助とふたり地元のバスツアーでお遍路旅デビューしました。

なんとなく興味はあったものの、何をどうしてよいものか?何を準備したらよいものか?素人未満と言っても過言ではない状況でした。

もっと言えば、八十八拠点を巡ることは何となく分かっていましたが、到底達成できる実感もなく、はち助に誘われるがままにダメもとでバスツアーに参加したのがすべてのはじまりでした。

はじめてのお遍路バスツアー

当日までこれといった準備もできないまま当日を迎えました。準備したものと言えば「御朱印帳」程度。これは自分たちが気に入ったものをアマゾンで購入。本当は「納経帳」を準備した方がよかったことは後日談です。

ツアー当日はJR福山駅に早朝集合。小型のマイクロバスで各地方拠点を数カ所ピックアップしてJR新倉敷駅で中型バスに合流。いざ乗り込んでみたら20名程度のお遍路さん。しかも見た感じでは皆さんお年寄りで、若そうな方で60代くらい。私たちは明らかに浮いてたのは記憶に新しいです。

手探りで準備したもの。お気に入りの「御朱印帳」はAmazonで購入。

詳細は今回割愛しますが、手探りながら準備したものと言えば以下の通り。

  • ご朱印帳(ほんとうは納経帳)※Amazonで購入

  • 納札

  • ろうそく・線香・ライター(マッチ)

  • 数珠(念珠)

  • 白衣

Amazonで購入したお気に入りの御朱印帳

このあたりの最低限必要な装備だけ、しかも大半は1番札所の霊山寺で購入しました。はじめての方はここで必要なものを購入するとをおすすめします。

本当は、よく写真などで見る「金剛杖」「遍路笠」などがあれば、いかにもって感じのお遍路さんになれたのですが、まずはカジュアルな感じでスタートしました。詳しくは別の機会にお話しします。

いざ巡礼スタート!発願のお寺「霊山寺」

1番札所の「霊山寺」から先達さんと呼ばれる案内人の方に手取り足取り作法を教えてもらいながら、お遍路をスタートしました。

当日は1番札所から6番札所までをお遍路したのですが、最初は線香に火をつけたり、カバンからお賽銭を出したりと動作がしどろもどろで、人前で声に出してお経を唱えることにも抵抗がありましたが、6番札所まで進んだ時には、何とか自分なりの行動パターンが身についてきました。

不安が楽しみに変わりはじめたのはこのあたりです。周りの景色も余裕をもって眺めることができるようになりました。

お遍路にハマりそうな予感と結願達成の実感

そんなこんなで、はじめてのお遍路が無事終了したのですが、帰宅してからの楽しみもありました。

お寺ごとに御朱印と呼ばれるお印を頂くのですが、これを家に帰って眺めるのが何とも楽しい。達成感と人間特有の収集癖のようなものが湧き上がってくるのを感じます。

こんな表現は不適切かもしれませんが、スタンプラリーのような中毒性に魅了されたのかもしれませんね。

お寺ごとに個性があって素敵です


勢いは強し!やればできる!結願達成。


そんなこんなで、初回こそ体験バスツアーでお遍路を開始しましたが、次からはマイカーでのお遍路へシフト。
まめ助&はち助コンビで気の向くままの愉快痛快なお遍路がスタートしました!

スタート時点では初夏の猛暑が始まっており、熱中症と闘いながらのお遍路でしたが、何とか第88番札所「大窪寺」で結願(けちがん)とよばれる全札所を達成したのは、秋の気配を感じる10月初旬のことでした。

いざ第二巡目のお遍路がスタート!

昨年は手探りながらも何とか88カ所のお遍路を達成したのですが、とにかくゴールすることが最大の目的であり、たくさんの写真は撮りましたが、途中経過であったり歴史の背景などをゆっくりと味わうことができませんでした。

2巡目となる今回のお遍路は、指向を少し変えて、歴史背景もしっかり学び、さらには自分自身の感情の移り変わりなども自身の言葉で書き残していこうと思います。

今回は量から質のお遍路に再チャレンジです!

昨年の私たちと同じような「はじめてのお遍路さん」に少しでもお役に立てたらうれしいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?