10/7冥王星逆行終了
巷では「風の時代」としてまるで既に新しい時代がスタートしたかのような盛り上がりですが、冥王星が完全に次のサインへと移行するまで、本当の意味での新しい時代は訪れません。
新時代への移行の総仕上げを担うのは冥王星です。
冥王星が逆行・順行を繰り返しながら正式に水瓶座の時代へと進み始めるのは2024年が終わる頃となります。
前回、冥王星が山羊座への移行準備をし始めたのが2008年。
2008年の日本を含めた世界では、大きな揺れ動きがありました。
とは言え、これまでの冥王星の移動は、およそ200年掛けて築き上げた土台が地の要素を含むもの(いわゆる地の時代)の中での移動でしたが、今回は土台そのものが地から風へと要素が変わっているため、新しい時代を迎えるには、我々人間の根底の意識から変える必要があります。
過渡期となる今ですが、この間に訪れるもののひとつに、12/29から始まる魚座木星期があります。
魚座の慈愛を、木星が人々の心に拡げ続けます。
また、魚座は浄化の星でもあるため、浄化作用も拡がり続けます。
冥王星のエネルギーは、直接人へは影響はしません。
冥王星が影響を与えるのは時代です。
ですが、冥王星単体では時代を変えることはできません。
冥王星の意識は、海王星、天王星、土星、木星の順で人々に働きかけ、無意識の中で冥王星の意識を受け取った人間が動き始めることでようやく時代が変わります。
冥王星の意識を元に時代をスムーズに変えるため、土星や木星は動きます。
そんな冥王星が天秤座新月の翌日10/7に、およそ5ヶ月の逆行を終え、順行へと戻ります。
冥王星が順行へ戻ると、我々の無意識も本来の力を取り戻し現実化へと加速し始めます。
時代の流れに翻弄されることなく、これからの時代を自分が自分らしく生きるために出来ることを、考えるキッカケを、天体達は与えてくれます。
今、世界中に起きていること、これから起きてくることを不幸と捉えるか、新しい時代にステップアップするための浄化と捉えるかは人それぞれです。
個人レベルでも同じことが言えます。
冥王星の持つ破壊と再生の力を生かすも殺すもあなた次第。
より良く生まれ変われるよう、気付いた人から、出来ることから、少しずつ変化することもまた地球のためです。
心を解放していきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
日々の星も読んでおりますので、そちらも是非よろしくお願いいたします。