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「ドクター・ストレンジ」失意の天才外科医、魔術に目覚める

ふんわり情報

2017年公開、スコット・デリクソン監督、主演ベネディクト・カンバーバッチ

感想

開始して割とすぐに「おっとこれは精神世界に大きく依存するストーリーか?」と思ったら正にそうだった。映像といい、マトリックスを思い出さずにはいられなかった…他の方のレビューに散見されるインセプション感もなるほど、ありますね。魔術使うところはハリポタ感あるし、なんだか既視感だらけの映画だった。
傲慢なおじさんがヒーローに、ってのも誰とは言わないけど同じアベンジャーズにもういるしなぁ。

魔術の習得があまりにも早いのも拍子抜け。まぁ天才外科医だから頭はいいんだろうけど、でも魔術って頭の良さなの?違うのでは?センスとかじゃないの?と思ってしまった。まだ修行始めて間もないドクターストレンジが兄弟子たちと同じレベルでいきなりカエシリウスと戦えるってどういうことなのよ。他の人たちが弱すぎるのか、ドクターストレンジが強すぎるのか…

ドルマムゥの倒し方だけはさすが頭いいよね~と思った。滅私奉公の精神…。傲慢ストレンジがここまでなるなんて、エンシェント・ワンの死はそこまで彼に衝撃を与えたのか。あとはマントが可愛い。それもそのはず、あのマントはディズニーの「アラジン」に出てくる魔法の絨毯をモチーフとしているそうな!だからあんなに可愛いのか…と納得。しかし突然現れすぎてこっちはおいてけぼりです。

ちなみにドルマムゥはモーションキャプチャーをつけたカンバーバッチが演じたという。主役も悪役も1人でやってのけてしまったんですね。

今後のMCU、アベンジャーズに絡んでくるから見たけど、うーん。うーん…一度見たからもういいかなという印象でした。115分の間に全然「かっこいい…!」って胸が熱くなる場面がなかったんだよなぁ…

まとめ

残念ながら私にハマる作品ではなかったものの、とは言え今後のMCU、特にインフィニティウォーとエンドゲームでは欠かせないキャラクターには間違いないので、やはり一度は見ておくべきだと思う!

「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」という長~いタイトルの続編も今後公開予定で、MCU初のホラー映画になると言われている…どうしようホラー(と恋愛もの)すごく苦手なんだけどな…まぁきっと半目になりながら頑張って見るとは思います、はい。MCUへの愛が深い。

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