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大事にするってどういうこと?

「そんなに話が合う人、なかなか出会えないよ!大事にしな!」

もう1年も前の話。好きな人のことを友だちに話したらそんなことを言われた。

その子からだけでなく、別の子からも。

その日から今日に至るまで、「大事にするって何?」と私の中で消化しきれない思いがある。

確実に言えるのは、私はその彼のことを大事にできなかった、ということだけ。

『大事にする方法』は、今もわからない。

そういえば、1度ググった気がするなあ。“大事にする どういうこと”と。

それでもまったくわからなかったけれど。


『大事にする=気にかける』なのかなあと思ったりもする。

けれどこれもピンときていないし、うまく実行できる気もしない。

事実、やってみたけれどうまくいかなかった。

関わりすぎてもうざったい。でも、関わりすぎなかったら「ああ私のことはいいね」となりそうだし。

バランスが難しいのに、元々対人関係を結ぶことが上手でない私がやるにはハードルが高すぎた。


最近「ブッダが『好きと愛すの違いは何か』と聞かれて答えたこと」をネットで見かけた。

花が好き、という場合。ただ花を摘むだろう。だが、花を愛していれば、世話をし毎日水をやるだろう。これがわかる者は生きることを知る。

これが、“大事にする”に少し近いのかな〜と思った。

これを心がけるなら、相手と私の、それぞれの心地よい距離感を探って守ることになりそうだ。


まあ、こんなに考えても、まだ“大事にする”がどういうことなのかわからない。


あなたの“大事にする方法”を私に教えてください。

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さて、この記事は2週間ほど前に書いて、下書きに保存していました。

ここから少し私の中で進展があったので追記し、投稿することにしました。


最近、とある場所で同年代の男性と仕事をしたのですが、その方がとても話しやすくて、すごく好感が持てたのです。

初対面だと、どうしても壁を作って素が出せない私が、限りなく素に近い状態で喋っていました。

そして何より(その方が私より年上ということもあったのだと思いますが)、気を遣われるような下からな感じでもなく(私はすごく真面目そうに見えるらしく、そういう感じで接してくる方が多いので。これは私も悪いのだけれど)、上からでもなく、対等に接してくれたのです。

男女問わず、こういう方に出会えることってなかなかないから、「ああ、大事に関係を築きたいな」と思ったのです。

・・・あれ、これは“大事にする”ってことじゃないか?

前回失敗した“大事にする”。その失敗から、私は何を学び、今回の関係作りにおいて何を大切にしたらいいか。

考えてみたところ、それは「信じること」だと発見しました。

私はすぐに、自分が受け入れられているから気になって、下手にでて自分を繕おうとしてしまいます。

嫌われたくなくて、聞きたいことが聞けなくなります。

それは、相手のことを信じようとしていないからなのだと思います。

「この人は受け入れてくれる?」

そりゃそんなこと、最初からわかるわけないのです。

だから、この人は私のことを受け入れてくれると信じて接してみる。いい関係を築く努力をする。そのために、相手のことを知る努力をし、尊重する。

同時に、自分のことも信じる。自分にしかないいいところがあって、繕う必要などないのだということを。


大事にすること=相手も自分も信じること


今のところ、これがしっくりときています。これで、新たな関係を焦らずじっくり築いていこうと思っています。

みなさんの“大事にする方法”も知りたいです。私に教えてください。


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