発達障害×睡眠

あくまで個人の経験・考えです。全ての発達障害の人に当てはまる内容ではありません。参考までに、今の自分の障害は、服薬していれば正職員として働くことができ独居も可能な状態です。受けている診断名は自閉症スペクトラム(ASD)です。


自分の睡眠の問題について書いていきます。



小学生のとき


小学生のときは、睡眠に関してはあまり困っていませんでした。
ただ、夜尿は小学校高学年になっても続いていたと記憶しています。


中学生のとき

10時間近く睡眠をとっていることを家庭科の授業で話すと、教員から「それは寝すぎ」「短くしていかないと」と言われたのを覚えています。


高校生のとき

通学に片道1時間半かかるのと、部活動があったため、帰宅時間が21時や22時になってしまうことが多かったです。
それでも、自分で「行きたい」と言って選んだ高校だったこともあり弱音を吐くわけにはいかず、遅刻や欠席をあまりせずに通うことができました。


大学生のとき

実家を出て自由になれたのですが、朝起きるのが大変で、遅刻や欠席をたくさんしてしまいました。
対策を考えることもしていなかったと思います。


社会人になって

児童養護施設に務めました。
朝6時に家を出て、日中は5時間くらい休憩時間があり、夜は21時半頃の帰宅でした。
昼休憩の時間は帰宅してすぐ布団に入り、できるだけ長く昼寝をする生活でした。
夜も、帰宅したらできるだけ早く布団に入っていました。
寝付きが悪いと感じたことはあまりありませんでした。
つまり、仕事と食事以外の時間はほとんど寝て過ごしていました。
休日も、暗くなってから起きることがありました。
年末年始休暇では、始めの2日間を丸々寝て過ごしたことがありました。
寝坊して仕事に遅刻したことは少なかったです。


転職してから

転職先は、朝早く出勤する必要がない職場です。
新しい環境に慣れるのに時間がかかるため、始めの1ヶ月は2日に1回しか眠れませんでした。
毎日眠れるようになってしばらくしてから、精神的な調子の良し悪しが、睡眠時間や生活リズムと関連していることに気づきました。
それからは、生活リズムを崩さないよう、21時や22時に布団に入る生活を心がけています。
自分に合った薬を服用していたとしても、就寝時刻が遅くなった翌日は不調でイライラしやすいです。


まとめ

大学生のときが1番、朝起きられず苦労しました。
自分に必要な睡眠時間や、生活リズムの大切さについて学んでおきたかったです。
大学生の当時は、周囲の人の多くが夜遅くまで起きていたこともあり、自分には他の人よりも多く睡眠が必要だという認識が持てていませんでした。


発達障害当事者やそのご家族、支援者の方にとって何かヒントになれば幸いです。
ご質問があればコメントをください。

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