見出し画像

虫好き集まれ!マレーシアのタマンネガラ・ナイトジャングルツアーでの生き物紹介します

この記事は、わたしのAmazon Kindleの著書
『繊細さんでも海外旅行を100倍楽しめる写真ガイドブック マレーシア タマンネガラ編 』
のナイトジャングルの部分だけを切り取ったものです。

理由は、繊細さんの中には虫が苦手な方が多いから。
虫の写真などが載っていては読めない、となるのは本末転倒です。

実はわたしも虫は苦手です。

でも、今回はわたしの苦手なあの虫は、1回しか出てこなかったのでどうにか過ごせました。

どうせなら虫好きさんにもお分ちしたいと思い、記事を公開することにしました。
本来なら有料のKindle本の一部となります。
太古の森、タマンネガラの虫の写真をお楽しみくださいね。

もっと詳しく知りたい方やその他のアクティビティに興味を持たれた方は、最後の著書をどうぞごらんになってみてください。ビデオも本の中で見れますよ。多めに入れました。

(このnote表紙の写真の中に、見事に木の枝に擬態したカマキリがいます。動かなければ枯れた枝だと思っていましたね。目があるのがわかるかな?)

タマンネガラとは

マレーシアを代表する最大の国立公園のこと。

パハン州、クランタン州、トレンガヌ州の3州にまたがる国立自然公園で、約1億3千万年前から続く先史時代そのまま世界最古のジャングルが残されている貴重な地域です。

先史時代のままのジャングルの中で、日本から1番近いのがここマレーシア、タマンネガラです。

ナイトジャングルツアーとは

夜は夜行性の動物たちが活発になります。
ただ夜はトラなどもいるので奥地には行かず、センター近くを回るだけだそう。
小さなシカやフクロウ、サソリ、ヘビなど昼間は見ることのなかった小動物たちを見ることができます。
(奥地の動物観察小屋「ブンブン」に泊まれば動物に出会うことも。ただ準備や注意が必要です)

さまざまな昆虫も探すとあちこちに。
夜になると青く光る不思議なキノコも見れるとか。
暗いのでガイドに付いて、足もとに気をつけながら進みましょう。


・時間 毎晩8時半から
・所要時間 約1時間30分
・集合場所 パークセンター前 

ーーーーーーーーーーーーーーーー



ガイドさんが照らすライトで左右、頭上とつぎつぎと木を照らし、生き物を探しています。

別のグループたちも木の間を照らしているので、光の線があちこちに。暗闇のジャングルは昼間とは違うさまざまな虫の声も聞こえ、意外にもにぎやかでした。

と、ガイドさんが何かを見つけました。
木の幹の色にうまく溶け込んでいる大きなクモです。10センチはありました。




ガイドさんは生き物を探すプロですね。

ガイドさんがよく見つけたのは、木の枝にカモフラージュしているナナフシです。

またガイドさんが小枝を指さして頻繁に「ソルジャー」と言っていました。
見ると1、2匹のアリが忙しそうに動いています。

本書には動画あり



足元には全体が丸っこい見たことのないアリが、卵らしきものを運んでいます。よく見ると、異様に大きな頭と牙をもつアリが行列の外側にいます。警護しているのでしょうか。

ガイドさんだけでなく、わたしもなにか見つけようとキョロキョロ。
すると誰かが照らしたライトに一瞬映った生き物を発見!

頭上の大きな木の幹に、巨大なヤスデです!

本書には動画あり


1回通り過ぎていたので、振り向いて探していなかったら出会うこともなかったでしょう。

30センチ以上はゆうにありました。

色も見た目も、ダンゴムシを長くしたようです。


(生き物が大きくて、ナウシカの世界みたいだな〜)


同じアリでも500円玉位の巨大なアリも見つけました。

わたしが住むマレーシアの田舎や滝の近くでも見たことはありますが、触ったことはありません。

そのアリをちょっといじめて、ガイドさんがお尻の匂いを嗅がせてくれましたが、強烈な酸っぱい匂い!

サソリはみな穴にこもっていてハサミと少しだけ動く姿が見れました。ガイドさんがライト(たぶん紫外線ライト)で照らした後は、不思議とハサミが青白く光るのでした。

カタツムリとナメクジを足したような不思議な生き物もいました。


ブレていますが……美しい声の主はセミかも?しれません。
こちらはセミの一種。通りかかりの別のガイドさんによると、17年間土の中にいて夜羽化するそうです。



そうこうしていたら、昼間に行ったブンブンに到着。

ブンブンの前には枯れ葉に擬態しているカマキリがいました。

カレハカマキリ


ガイドさんによると、コロナが流行し誰も観光客がいない時期の早朝、ここに象がやってきたのだそうです。彼のスマートフォンからその時のビデオを見ました。5、6頭は確認でき子象も鳴いています。


森には貴重な香木もあり、木を削ってちょっとだけ火を付けて匂わせている別のガイドさんがいました。


ツアーの帰りがけには、大きなコテージの壁にこれまた大きなトカゲがひっついていました。ヤモリを60センチくらい大きくしたような生き物です。
大きい!!

遠くからでも見える物体(ライトの右上)
急に出会ったら怖い……



ナイトジャングルウォークは聞いていたより、ずっと楽しく興奮しっぱなしでした。

この内容が載っている繊細さんの旅行本はこちらです。
おかげさまで、ベストセラーをいただけました。

この本とは別に、2か月前に出版した本があります。
繊細さんの日頃からの疲れに「森林浴」の癒しストーリーでつづった本です。
隠れテーマは「友情」
同じタマンネガラを舞台に視点を変えて、マレーシアの経験から得た気づきや前向きになれる思考術。

旅の最後に見つけた宝とは……。
申請したすべての部門で1位、ベストセラーになりました。

こちらの本はKindle Unlimitedなら無料で読めます。
Kindle Unlimitedを利用したことがない方は、こちらから登録すると1か月無料で利用できますよ。

それではまたお会いしましょう。


以下は私が出版しているその他の書籍です。


ありがとうございます。もしサポートいただけるなら 断水だらけの家から→水が出る家への引っ越し代金に使わせていただきます。