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冬の大三角形、星空の下で。

隣のお宅のお庭のミモザが満開です。

もうそんな季節がやって来てますね🌸

いつもお読みいただきありがとうございます。



冬の夜空、空気が澄んでいて星がよりキレイに輝いて見えるキンと冷えたある日のこと...


私は割りと星の授業が好きだった、中学生の星の授業が好きだった。たぶん好きになれたのは理科の先生のおかげだ。先生も星の分野が好きだったのではないかな、授業がすごく分かりやすかったからである。

ニュースで流星群が見られる日時を聞くと、夜中でも関係なく窓から覗いて流れ星見つけるまで寝なかったりした。小学生の時だったと思う、ものすごいホウキ星を見たことをまだ覚えてる。たぶん何かの彗星が大接近した時だった、夜空に一際目立った星が蒼白く光が帯びていて小学生だった私は単純になんかすごい流れ星!と感動して何度も窓辺に行って眺めていた。

田舎に住んでいたおかげなのか、よく星を眺めたり月のウサギの影をじぃーっと観察したりやっていた。家のまわりに灯りがないのでとても星が見やすい環境だったし、何もすることもなく。

とにかく時間があった。

そして、母になってからは全く夜空を見上げる時間もなく子供達と天体観測に行きたいなぁと思いながらも実現できずに日々が過ぎていった。。。


ある日の夜、娘のバスケの練習を見に行って一緒に帰り道を歩いていたら娘が夜空を見上げた。その日の夜は、雲ひとつなく空気も澄んでいて、我が家のまわりには電灯がいくつかあって星がよく見える場所ではないが、その日はとても星がハッキリときれいに見えていた。

たまには夜空を眺めなさいよ。と言わんばかりの夜空だった。


すると、娘が突然

冬の大三角形の話を始めた、はっきりとキラキラ光るオリオン座を指さして娘は、オリオン座の1番星の赤い色の星と左下の明るい星と赤い星の隣の星を冬の大三角形って言うんだよ。と教えてくれた。

なんか、忘れかけていたものを呼び起こされた気がした。

昔、私もこんな風に首が痛くなるまで眺めていたことを思い出した。

もう星の観察の授業を受けてるんだ、もう4年生だもんね・・・時が経つ早さにもビックリだったが娘が楽しそうに星の説明してくれるのにも驚いた。

星の授業好きなのかな。。。なんだかロマンチック♡

いや、その前に理科の先生がロマンチストだ。

そうじゃないと星に興味なんかわくはずがない、理科の先生って大体ロマンチストってことなのか!

昔、私が中学の頃に別の理科教師がいて

クセの強めの若い熱血理科教師は完全にロマンチストの度を越えていた。

熱く語る姿に子供ながらに少々引き気味だったことを覚えている。




娘に聞いてみた、星好きなの?と




「え!?いやいや、授業で習ったから覚えてるだけでしょ。」知ってて当然じゃん。って娘にバッサリやられた



「そうなんだ。」って気の利いた返事が出来ないほどバッサリやられて少々傷ついた母が1番ロマンチストに違いない。

熱血理科教師と同類か。。。


ロマンチストな考えだけじゃ生きられない世の中、現実をしっかり見ている娘にホッとした。自然環境について考えたり、今当たり前に平和に暮らしていられるのは何故なのか。この先、今の子供達も自然環境について考えていかなければならない日がすぐやってくる。

自然に興味を持たせることは、とても重要なんだと思う。

小さな花に目を向ける、草のにおいを感じる、風の音を聞く、木に登ってみる、木の実をひろう、枝を集めてみる、草をちぎって料理ごっこをする。


たぶん、手がかぶれるかも。


ダメな草さわるかも、ちょっと山深くいくとトリカブト発見したり危険と隣り合わせなことばかりだけど。


自然は楽しい。


この先何か起こっても慌てずに行動できるように自然の中でも生きていけるように我が子には自然にふれることを教え続けていきたい。と邁進する。


昨日の夜も星がキレイに見えていたバスケの帰りに、今度は娘の同級生の子が冬の大三角形を指さした。

すごい、娘以外の子にもしっかりと星の勉強が浸透している

理科の先生の力量が素晴らしいことを物語っているのかもしれない。さすがロマンチスト。


今、文章書いていてふと。。。

私が授業受けていたロマンチスト熱血理科教師がもしかしたら娘が中学に上がった時に転勤してきたらどうしようww

まさかね。。。

星のごとく、めぐりに巡って娘の行く学校に現れたらと考えてしまった

そんな偶然が起こりそう|д゚)

というか、起こしてしまいそう。



だって、類は友を呼ぶのだから。





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