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旅のおわり 世界のはじまり

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痛い。観ていて、自分の心に痛みが走る。

だって、ほら、この体全体で拒止している感じ

いつか、どっかで、自分もやったことあるもん。

「私に、構わないで!」

って全身で、周りに発信してたことあるもん。

その時は、一所懸命、自分を守るために

やっていたことだったけどさ

今、振り返ってみると、痛い。ほんと痛い。

もっともっと、相手を見てみたら

全然違う世界が待っていただろうし

もっと、自分の世界を信頼してみても良かったのにな。

って、今なら思う。


相手を見ていない、見えてないからこそ

自分だけ傷ついたような顔して

私を傷つけないで。って堂々と言えるけど

自分が思いっきり拒否した後の、相手のこと、全く見えてないもんね。

年齢が若いからなのか

海外という場からの緊張なのか

その辺りが、ちょっと不明だけど

きっと、日本に居たとしても

ある一定の拠り所以外には、一切

心を開かないんだろうなぁ。なんて思ってしまう。

それが、側から見てると痛さになるのかなぁ?


でね、途中で、彼女(前田敦子)が歌う

「愛の賛歌」が流れるんだけど

他の方の愛の賛歌を聴いたことがある故に

ちょっと、我慢出来ないくらい悲しかった。

別に、彼女の変化を表現するための歌ならば

愛の賛歌じゃなくてもよかったじゃん。と思う。

彼女に愛の賛歌は、合ってなかったな。と

本当に、それが残念すぎたなぁ。

改めてこうやって聴くと

やっぱり、彼女に愛の賛歌は、難しかったよね。

と納得してしまった。

映画としては、そこそこ面白かったけど

ほんと、この歌のシーンで、ガクッと凹むので

面白さが半減したかもなぁ。

ってことで、オススメ度は、ちょっと低めです。

オススメ度:2​




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