夫に「自分の夕飯は買ってきて」と言ったら家族全員幸せになった話
編集部のみやざわです。今回は復職後の夕飯について書いてみたいと思います。
無理して作った日の「飲みにいきたい連絡」
復職後の夕飯づくりは本当に苦労しました。お迎え前の買い物NGな園だったので、買い出しは子連れでしなくてはいけません。
でも、食べるのが大好きな私と夫。大変だった日こそ、育休中に気に入っていた手作りのホカホカメニューをつつきながら、夫婦で仕事の愚痴でも言って「今日もおつかれさま!」と労い合いたくなる(わが家の場合はトマトスープや鮭のちゃんちゃん焼き) 気持ちがありました。
そこで無理して買い物をし、くたくたでご飯を作っていると夫から「今日飲みに行ってもいい?」のLINEが―――。
断って「食べてもらう」が癪(しゃく)だった
「飲みに行ってもいい?」に対して「もうご飯作っちゃったからダメ」とは、言える関係性です。でも、私はそれが癪(しゃく)だった。
「飲みに行きたいけど、残念ながら妻の作った飯を食べるしかない」
そんな気持ちで帰ってきてくれてもうれしくない!結局「いいよ」と言ってしまいモヤモヤ。
夕飯は保存して翌日出せます。でも、HPほぼゼロのまま料理をした私の体力は戻ってこない。
ママリに掲載中の、たまままさんによる作品『もう二度と料理しないと心に決めた日』でも、夫の「当日飲み会」に翻弄される妻の思いが描かれています。
この漫画では、育児中の妻が夫の急な飲み連絡にモヤモヤしたあげく「もう料理は作らない」と心に決める話が描かれます。飲み会にモヤつく流れは、共感必至です…!
疲れた日は「作らない」にシフトした
私の場合、何度かモヤモヤが続くうちに「無理するのやめよう」と思い始めました。それにはいくつか理由があります。
夫が飲み会に行きたい気持ちもわかるし、帰ってきたとて1歳児の就寝時間には間に合わないことが多く、結局ワンオペ。
食事を作りたいときはいいけれど、無理に作ることで誰も幸せにならないのなら「疲れた日は作るのやめよう」と思ったのです。
「買ってきてね」のLINEで心も体も楽に
その決意を夫に伝えたところ、全面的に同意してくれたので「妻が疲れたら夕飯はない制度」をスタート。
私が疲れた日は電車の中から「今日は無理、夕飯は自分のを買ってきてね」とLINE。お迎え後は外食するか、パン屋さんの夕方の売り切りで激安パンを仕入れるか。
家では料理なしで、休みながら家事・育児。心にゆとりがあるので子どもと遊ぶ時間は多め。夫は飲みに行くか、家で自分が好きなカップ麺なりスーパーの惣菜なりを食べます。
そして、お互いに飲んでいない日は、空いた時間で夫婦の晩酌。この方がずっと家庭が円満でスムーズに、心身ともに健康的に回りました。
お互いの思いを冷静に見つめたら、うまくいく
「夕飯作ったのに飲みに行った」というイライラから「疲れたら作らない」にシフトできた理由は、夫婦それぞれの思いを見つめられたからかなと思います。
夫:飲みに行きたい(でも妻が無理して作ったなら食べなきゃ)
妻:疲れているのにごはん作るの嫌(私がこれだけやってるのに飲むな)
結局、太字部分がすべてだと思うのです。ここを叶える方法が「妻が疲れたら夕飯はない制度」でした。夕飯は家族で同じものを食べる、作るのが第一選択、そういう考え方をポイッとできて、すごく楽になりました。
ちなみに子どもが小学生になった今もやってます。在宅勤務でも疲れたら「買ってきて」です。
今「夕飯づくりが大変」と思っている方には、ぜひ試してみてほしいです。他にも、夕飯のモヤモヤ関連でうまくいったハック、考え方がある方は教えてください😊
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