2018年を振り返ると、始まりは2017年末だった話
2018年も残り30日とちょっと。
毎日更新していく日刊かきあつめの12月のテーマは「今年のふりかえり」ということで、政治や経済、スポーツ、流行など色々と考えましたが、
今回は思いっきり自分の2018年を振り返ってみます。
ただ、名もなき人間の振り返りなんて一ミリも興味がないと思うので、最近の時代の流れを振り返り、その時代の中で「消費する」側だった自分が、「生産する」側になったきっかけをご紹介します。
これを読んだ「名もなきアナタ」の参考に少しでもなれ幸いです。
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まずはじめに私はテレビも見なければ、ネットニュースも見ず、SNSと本、人から聞いた話しか情報源がないという、超偏った情報収集人間です。
その中でも大きな時代の流れだと感じていることが2つあります。
1.価値基準の広がり
2.働き方改革
この2つが個人的には2018年の重要トピックだと思います。
1.価値基準の広がり
多くの人にとっては価値=お金が絶対的な基準であるように思います。しかし最近では価値基準も絶対的なものではなくなってきたのではないでしょうか。まだ変わったとまでは言えませんが、大きく広がったことは確かでしょう。
具体例を挙げると、昨年の仮想通貨ブームだったり、メタップス佐藤氏の著書『お金2.0』、キングコング西野氏の著書『革命のファンファーレ』に出てくる「小谷さん現象」などに見てとれます。
また一部界隈でブームになっている「オンラインサロン」も、価値基準の広がりを捉える上で大きな現象です。特に最近話題になっている「箕輪編集室」などのお金を貰えるほどの行為を、逆にお金を払って取り組んでいるのは、これまでの価値基準では測れない基準で動いている証拠ではないでしょうか。
さらにコミュニティコイン『KOU』や独自にポイントを発行できる『mint』だったりと、これまでの貨幣経済ではない新しい経済圏が出来つつあります。
こういった時代の流れの中で、名もなき自分でも「お金以外の稼ぎを始めてみよう」と色々始めたのが2018年です。
何を始めたのかは、後ほど述べます。
2.働き方改革
数年前から声高に叫ばれていた「働き方改革」も2018年になって、さらにその声を大きくしているようです。特に2018年は副業元年とも言われ、副業を解禁する企業が増えています。
とはいえ、副業解禁によって副業をしている人はどれだけいるのでしょうか。
今年の5月時点での人材会社エンジャパン調査によると、副業経験があると答えた人は33%。その中で現在も副業をしていると答えた人は38%ですから、副業中の人は全体の約13%ということになります。
仮に働き方改革によって勤務時間が短くなり本業以外の時間ができるとして、副業が13%程度に収まっているとしたら、大多数の人は何をしているのでしょう。
仕事の時間になっていないとしたら…それは趣味の時間になっているのではないでしょうか。
趣味を変える
趣味の時間をどう捉えるか。これがこれからの働き方で重要になってくるのだと思います。
「趣味には、消費する趣味と生産する趣味の2種類がある」
前々からぼんやりと考えていたことですが、ある本で明文化されました。
それが『明日クビになっても大丈夫』です。(こんなタイトルの本を読んでることが会社の人にバレたらタダじゃすまなそう…)
明日クビになっても大丈夫かはさておき、著者のヨッピーさんが独立するに至った行動や考え方は、副業解禁の時代の中で有益な話です。
ここで言う「生産」される価値はお金だけではありません。新しい人との出会いであったり、経験だったり、信用であったり。貨幣経済以外の、新しい経済圏で役に立つものです。
そこで自分でも、本業以外の時間ではお金以外を稼いでみることにしました。結果的にこれが2018年の流れなのかなと、今振り返ると思います。
結局何をしたか
2018年は種まきの年と思い、「生産的な趣味にする」を心掛けて行動しました。
まずは自分の趣味を考えるため、仕事以外の時間に何をしているか考えました。
・映画を見る
・本や記事を読む
・酒を飲む
…恐ろしく平凡な趣味ですね。(ほっとけ!)
それを、
▼映画を見る
・映画について話すだけの飲み会をする
・映画祭のアンバサダーをやる
・映画ライターになる
▼本や記事を読む
・アクティブ ブック ダイアログをやる
・記事を書く側に回る
▼酒を飲む
・飲み屋の常連になる
・飲み屋で働く
と徐々に変えていきました。(どのようにして出来るようになったかは割愛します。)
原点は昨年末にあり
まだまだ稚拙ではありますが、今までは消費するだけだった趣味を、2018年からは生産的な趣味に変えていきました。思い返せば、きっかけは2017年12月、あるポスターのキャッチコピーな気がします。
「なりたいじゃ、たりない」
駅の壁にでかでかと飾られたポスターは、思っていても行動に移していなかった自分の背中を押してくれました。
「書くことで広がる価値があるはずだ」
そう思って宣伝会議 「編集・ライター養成講座」に通うことを決めたのです。
そして何を隠そう、この『日刊かきあつめ』もこの宣伝会議で知り合った仲間たちとやっています。ですから、私の2018年はここから始まったと言えるでしょう。
2018年、最後の一ヶ月が始まりました。2018年に植えた種を育てつつ、まもなく訪れる2019年に向けて、挑戦的で有意義な一ヶ月にしたいと思います。
※今年もまもなく冬期講座が始まるようです。何かを始めたい、変えたい、と思っている人は是非通ってみてはいかがでしょうか。
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