相談（７）お義母さんからの贈り物に困っています
「オンラインみんなの子育て相談室」は、
皆様からいただいたお悩みや質問をもとに、
心がちょっと軽くなる考え方のヒントを一緒に考えていく
子育て世代のための相談室です。
解説：かわてみか（み） インタビュアー：高田ともみ（と）
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家族だからこそ、うまく伝えられず
悶々としてしまうこと、たくさんありますよね。
もし、お義母さんに「欲しくないもの」を贈られたら？
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と：今回は、匿名希望さんからのこちらの質問です。
Q. 義母がいらないものをくれるので困っています。嬉しいものをくれる時もあるんですが、消費期限の切れたおにぎり６個とか、シワシワの大根とか、嫌がらせかと思うようなものをくれることも多いです。角が立たない断り方、もしくは断れない時の気持ちの持って行き方、教えてください。
み：これは、私もやっとできるようになったから、すごくわかります（笑）。でも、嬉しいものをくれるときもあるってことは、お義母さんもきっと嫌がらせでやってるわけじゃないと思うんですよね。
と：これ嫌がらせだったら怖いですよね（汗）。
み：家族ともなると、今後の付き合いにも関わってくるので、伝えようにも慎重にならざるを得ないですものね。
と：この相談を読んで思ったのですが、このお義母様、捨てることに罪悪感を感じている人なんじゃないでしょうか？
み：私もそう思います。捨てられないんですよね、きっと。だから、それを相談者さんにあげたことで、もうお義母さんの気持ちはすっきりしてるはずなんですよ。
と：なるほど。お義母さんにとっての問題はそこですでに解消されているんですね。
み：だから、もしそれがいらないものだったら、その場ではいただいておいて、誰も見ていないところで「ありがとう」って処分しちゃっていいと思います。
と：すがすがしい！（笑）
み：実は、こうしたいわゆる“問題行動”に反応しない、ってすごく大事なんです。そこに反応していたら、問題は問題のまま残ってしまうんですね。だから、反応するにしても、嫌なものをもらうときに何か言ったりするんじゃなくて、嬉しいものをくれるときに反応を示すようにするといいですよ。
と：嬉しいものをもらったときに、わざわざ反応するってことですか？
み：そうです。そのときだけいつもの2割増しで喜ぶとか、後日改めてお礼を言うとか。「先日もらったアレ、おいしかったですー！」みたいに。そしたら、お義母さんも「そういうのが喜ばれるんだ」ってわかるでしょうし、それをきっかけに嬉しいものが続くようになったらラッキーですよね。
と：問題に反応しないことが大事、納得です。条件反射みたいに、つい「親がらせか！」って反応してしまうけれど、そこに反応していても、永遠に問題を刺激するだけなんですね。
み：それに自分も精神的にキツイですよね。嬉しいときだけ反応できたら心も楽になると思います。
と：ここで視聴者の方からもコメントが来ています。「私も捨ててる」、「（断るのに）15年かかりました」、「その経験があるから、今、お嫁さんにはいるかいらないか聞いてから贈るようにしています」。先輩ママたちも同じように乗り越えてきたんだ（笑）。
み：励みになりますね！ 捨てることに「申し訳ないな～」って必要以上に思わなくていいですよね。問題には反応せず、自分がすっきりする方法で行きましょう（笑）。
と：わかりました！
この オンライン子育て相談室は、
市民団体「ママと暮らしのデザイン社」
との共催で開催した
インスタライブをもとに再構成したものです。
解説： かわてみか（おやこコーチングmamanoria）
HP https://coaching-ehime.com/
取材： 高田ともみ（編集者／作文教室の先生）
Note https://note.com/tomomitakada
協力： 視聴者の皆さん
◆継続コーチング
◆そのほかのサービス
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