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stay 謙虚、stay 肯定感

自分に自信を持つことと、天狗になりすぎないことの、バランスが難しいなと思う。

取材先で同席した他社のライターの質問があまりにもとんちんかんで、さらに私よりも全然年上なのに、私より名の通る会社なのに…と見下してしまった。

ちゃんと仕事をしていれば、それなりに腕が上がってくる。終わらせることから、さらに仕事の完成度を高めることに関心が向いて、自分で自分の仕事の出来をチェックするように、人の仕事もチェックしてしまう。「いい仕事をする」かどうかで、人を判断してしまう。

常に自分を低く見積もって、自分の外のものから学ぶ姿勢を持ち続けることで、さらに自分が高められる。「stay foolish」と誰かが言っていたように。

なにより、私の力は私のものじゃない。育てた人や環境があったからこそ得られたのだ。
「今回はうまい出来栄えにさせていただいた、ひとえに皆様のおかげです」と、絶えず言えるようでありたい。

とはいえ、自己肯定感低いね、と思われるのも良くない。仕事を頼んでくれる人のためにも、堅実にできる人であるとは覚えて信じてもらう必要がある。
わたしは、私のできる範囲ではできる、という信頼は捨ててはならないのだろうな。

相手に対しても自分に対しても、いいところをたくさん拾って高められるような、そんな姿勢であり続けたい。

このような寄進ができるとしても、わたしなど果たして何者でしょう、わたしの民など何者でしょう。すべてはあなたからいただいたもの、わたしたちは御手から受け取って、差し出したにすぎません。
歴代誌上29:14 (聖書 新共同訳)

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