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八月病

阪急電車に揺られていたらミシミシと大きめの音が鳴って、電車丸ごと脱皮するのかなと思ったら夕立が打ちつける音だった。
ちょっと前に見た映画の、雨の日の結婚式のシーンが綺麗だったことを思い出した。
不安定なことへの高揚をかんじる時、私は少しひねくれた人間なんだなと再確認させられる。

髪をざっくりオレンジ色に染めたいな〜とか言ってみる。
チュッパチャップスのフルーツ系の味ばかり集めてる人生生きるあの子みたいに、ちっちゃいシャネルの紙袋をわざわざ手に持ったりして。
何で私は話すこと全部嫌味みたいに聞こえるんだろうな、ほんとに、純粋に羨んでいるだけなのに。

なんだかんだみんなが集う十三駅に住めば寂しくなったり突然泣きたくなったりする暇なくなるのかもしれない。
夏休みがあるころは、休みなんか無くてもへっちゃらだったのに、今はすぐ休憩しないとバテちゃうし、前まで気にしなかった誰かの失言とか、全然引きずるようになってしまっている。
それは賢くなった証拠だって言われてもなんだか喜びきれない、ちゃんと喜ぶのだけど。

愛されているのか疑ったり信じ込んだり、ふつうに元気だけど元気じゃないといえば元気じゃないし、それって言っちゃえば本当に元気じゃなくなるからやっぱ元気って言っとく。

私の機嫌なんて割とどうでもいいよね。ていうか多分暑さに体力奪われて怠くなってるだけだと思う。
暑すぎるとアイス買うことが1番で唯一の楽しみになっちゃうね、好きな味教えてよ。

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