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小学校が楽しくなる!ための準備(年中〜低学年)〜縄跳び2

いまでもこちらの記事をたくさん読んでいただいているので、そろそろ続きを書かなければいけません。

前回、おすすめのとびなわをご紹介しましたが、はじめに使うとびなわはある程度縄に重さがあったほうが良い、ということをお伝えしておきます。

お子さまの個人差にもよりますが、ある程度縄に重さがないと、前とびがしにくいお子さまもいます。(まわす力が充分に足りていないケースがこちらに当てはまります)

はじめてなわとびの練習をするときは、楽しい遊びなんだ!というところからぜひスタートしてください。

☆はじめの練習

わたしがはじめの頃よく試したのは、おとなが、おとなのなわとびを使ってゆっくりまわしてぴょん!と跳ぶ中にこどもを入れて(向かい合わせに立ってこどもには腰のあたりに両手をまわしてもらいます)、タイミングを合わせて一緒に跳びます。

これはなわを跳ぶ、ということが理解できるようになるまでたびたび繰り返します。まわしてから跳ぶんだ、わなの動きを見て合わせて跳ぶんだ、ということをしっかり理解させるためです。本来なら向かい合わせよりも同じ方向を向いていたほうが理解はしやすいですが、向かい合わせのほうがこどもは一緒に遊んでいる、という感覚が持てるので、この跳び方をしている間は、嫌だとは絶対に言わず、いつもニコニコでした。

ひとりでなわとびの練習をするようになっても、何回跳べたら一緒にまた跳ぼうね、とご褒美代わりにもしていました。

☆自分でなわをまわして跳ぶ

次のステップは自分でなわをまわしてみる、という段階になります。このときに

1.焦らずゆっくりとまわして、

2.足元にきたなわをぴょん!と飛び越す

3.跳んだらなわを前から後ろに引く

この3ステップを出来るまで繰り返します。はじめからぴょんぴょん跳べるようにはならないので、もう少しやりたかったな、くらいのところで、また明日ね。と終わるのが長続きのコツです。せいぜい5分くらい出来れば上出来です。あまり欲張らずにコツコツと積み重ねが大切です。

☆跳ぶリズムを体感させる

まわしてぴょんひく、が続けられるようになったら、並行して、跳ぶ際のリズムを体感していきましょう。それが出来るようになったら、ゆっくりとぴょんぴょん続けて跳ぶ練習です。なわを使わずにまわすマネをしながら、もしくはおとなと向かい合わせでおとながなわをまわしてもよいでしょう。リズムが早くなったり遅くなったりせず、一定のスピードで、かつ、同じ場所で上に跳べることがポイントです。

一回まわすのに一回跳ぶのが難しければ、一回まわして2回チョンチョンと跳ぶ方法も取り入れてみても良いでしょう。

目安は20-50回くらい続けられることです。これくらい跳べるようになると、自分でまわしてぴょんもスムーズにできるように近づいていきます。

☆連続前とびにチャレンジ!

まわしてぴょんひく!ができるようになって、リズムが掴めれば、自分で2回跳んで一回まわすくらいはできるようになります。これが50回余裕にできれば、ちょっとがんばってみよう!と一回まわして一回跳ぶことにチャレンジしていきましょう。はじめは5回を目標に少しずつ回数を積み重ねてください。毎日、難しければ1日おきくらいは短いスパンで練習しましょう。一回あたりの時間はお子さまの体力や集中力にもよりますが5-10分くらいでしょうか。毎日、となるとお仕事をされている保護者のかたはえー?と思われるかもしれませんが、長期休暇の朝の日課などにすると取り組みやすいですよ。

☆ほかの技にもチャレンジ!

連続で50-100回跳べるようになったら、後ろ跳びや交差跳び、あやとびにも挑戦してみましょう。これらが無理なく跳べるようになったら、いよいよ二重跳びです!

その前に、これらが跳べる頃には、無理なく新しいとび縄が使いこなせると思うので、この辺りで、前回ご紹介したような二重跳びが跳びやすいとび縄に変えていきましょう。





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