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思春期子育て奮闘中。

今日は地域子育て支援センター主催の、中高生のママさん達とのオンライン座談会のお仕事。

私も中高生の息子くん達の子育て中。

座談会のお仕事は、カウンセリングとは違って、私も皆さんとトモニ学ぶファシリテーターのお役目。


中高生の座談会や講座をすると話題に上がるのが、子どもにどこまで手をかけ、声をかけたら良いか。どんな可愛がり方をすれば良いか、甘やかしになってしまうのか。。。などなど。ここに立ち止まって悩めるママは素晴らしい☆

なぜなら思春期は親子の関係性が変わっていき、子どもとの関わり方、子育てのやり方を変えていく時期。『心理的なへその緒を切る』とも表現されます。それを日常の子育てで体験しながら距離感を模索して悩むことの出来るママ達の力に感心。

そこで気づく!「そっか私も悩んでOKだったんだ」


息子くん達のこれからの人生、常に私が一緒にいて、困らないように注意を払ってやれる訳ではない。お年頃の息子くん達、ママに学校の出来事や悩み事は滅多に話さなくなりました。ヤキモキしていた私。。。

そっか。私と過ごす間に息子くん達は一生懸命に自力で何とか乗り越えようと練習していたんだ!!

そう思うとしゃべってくれない息子くん達が愛おしく感じてくる。

同じように子育てに悩み・頑張っているママさんとの今日の座談会。私は何度もはっと気づかせてもらいました。


夕方の買い物。珍しく息子くん達が2人揃って付き合ってくれました。

「あれ?何年ぶりだろうねぇ」

大きな重い荷物を両手に持つ長男くんの大きくなった背中。

斜め後ろ、段ボールに入った荷物を抱える次男くんの大きくなった背中。

大きくなったなぁ。たくましくなったなぁ。


まだ長男くんが幼児さん。次男くんが赤ちゃんの頃、「私が守るんだ!」と何度も何度も荷物とこども達を抱えて逃げる練習(避難訓練)をしていた頃の自分を思い出して「何かちょっと頑張ってたんだな」と、くすっと笑う。

「子ども達を何としてでも私が守る!!」と躍起になって頑張ってきた子育てが、気が付くと、広い背中の安心感。「守られているのは私の方だ。。。」


私がつくづく荷物を持ってくれている息子くん達の背中を見て喜んでいると、次男くんがポツリ。

「ママこれが三人で買い物する最後になるかもよ」意地悪にニヤッと笑った次男くん。

「もぉ!」と言いながら。心はしんみり。。。

次の春には2人とも進学で自宅から巣立っていく予定。私がこども達と、こうしてのんびり過ごせる時間のタイムリミットが迫る。


『心理的なへその緒』を上手に切るには、いきなりブチッと切るのではなく、徐々に徐々に、伸びたり縮んだりしながら焦らず、反発したり甘えられたりを繰り返しながら。

徐々に徐々に、程よい距離感のところで、お互いにお互いの存在が離れてもあたかもそこにあるような安心感、何とか元気でやっているさと思える信頼感、そこですーっとストンと『へその緒』が切れる。


ママ達との座談会。一番学びが大きかったのは私だな。感謝。

思春期子育ては複雑で、1人では気づけないことだらけ。思春期子育て中の皆さん、是非同じように子育てを悩み、頑張っているママとお話してみて下さい。『頑張ってきた自分』と『子どもを大切に想う気持ち』が見つかりますように☆


#一人じゃ気づけなかったこと

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