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父親へのトラウマが涙となりあふれた。母親の役割を演じていた幼い私

社会福祉士×陰陽命術士×3兄弟母
子育て講座「ままサプリ」のkyouです。

私の家は父はサラリーマン、母は専業主婦の、
多分とても普通の一般的な家族でした。
愛されて育ったと思いますし、
大きなトラウマもありません。

って、、、
ずっと思ってました。

突然よみがえった父親への想い

心理学や、家族病理学、コーチングを勉強する中で
色んなワークを体験しました。
そんなある日、地下鉄に乗っていたら突然、

「私、お父さんが大好きだった。
お父さんにひどいことしたー」

と涙が溢れて止まらなくなりました。

高度経済成長を支えるサラリーマンだった父は、
仕事一筋の人で、いきなり部下を家に呼んだり、
土日はゴルフで不在。
よくある家庭でしたが、母は多分満たされなかったのでしょう。
父の愚痴を聞かされて育ちました。

すると、長女である私は母を守ろうとします。
家族の平和のために、父を諭したり、
母に変わって文句を言ったりするわけです。

父を施設に入れた娘

脳梗塞で倒れたときに病院をみつけ、
その後施設に入れたのも全て母を守るため、
母に楽をしてもらいたいから。

母は「施設に入れるなんて」と泣いてましたが、
その頃北京行きが決まっていた私は、
それが母のためだと思ってました。
結果、母の負担は減り、母には大変感謝されたのですが、
今になって、「お父さんにひどいことをした。ひどい娘だった。」
と封印していた気持ちが出てきたのです。

**私は社会福祉士で将来的に全ての人が自己選択で
施設入所できればいいなと考えています。

家族の役割

どんな家族でも、家族の中は偏りがあり、それぞれの役割を演じています。
子供に一番影響を与えるのはお母さん。
そのお母さんが満たされていないとその偏りが大きくなる。
娘や息子が親に変わって家を守ったり、
逆にただただ従順にいうことを聞く役割を演じたりします。

それぞれ素質が違うので、補い合い、助け合えればいいのですが、
子供時代はただ、無償に愛されて育つ子供の役割を
生きることができるのが一番望ましいと思うのです。

大人の都合で、自分の素質とは違う合わない役割を演じる子供が
生まれませんように。

それが私の願いです。


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