京大入学式🌸総長祝辞✨【京大医学部・塾なし自力現役合格までの子育て記録】

はじめまして。私と専業主夫と息子の3人家族。偏差値45程度高卒夫婦。息子は中学受験で私立中高一貫校→中学高校は塾なし受験で京大医学部に現役合格。親バカ夫婦の、息子が生まれてから今日までの子育て時間を忘れないように。SNS初心者ですが、NOTEで楽しくたくさん綴りたいと思います。

✨第27代総長 湊 長博✨

京都大学の入学式の総長の祝辞に感動しました。
入学式が始まる時間は50分程遅れていました。
入口の『京都大学入学式』の看板で家族写真を撮影する行列が早朝から始まっていました。
入学式の時間でも行列はなかなか減らず。
式の開始が遅れるという事態に。
さぁいよいよ始まり🤗
名誉教授達が15人位タキシードで入場。
総長の祝辞が始まりました。

✨感動と充実の15分✨✨✨✨

あっという間に15分。
総長の祝辞が終わりました。
あまりにも充実した内容で、感動しました。
大袈裟に思うかも知れませんが、総長の話は人を惹きつける魅力がありました。

内容はもちろん、保護者としても息子の事を考えながら聞いていましたが、鳥肌が止まりませんでした。
総長は噛むことなく、自分勝手な話し方ではなく、とてもわかりやすい、心地の良いスピードで、心に刺さりました。
やはり、頭の良い人のお話は分かりやすく、内容がスッと入ってきました。
素敵でした✨✨✨

今まで幼稚園から小学校、中学校、高校と、園長や校長、来賓のスピーチを色々なシーンで今までたくさん聞いて来ました。
内容の無いことが多く、ただ長話、自慢話だけのスピーチ、下品な内容もありましたし、毎回同じ事を言う、なんて事も。
ホント、はっきり言って時間の無駄だよね、って言う事が多かったです。
正直、大学もただ長いだけでスピーチも疲れるんだろうなぁと気合いを入れて挑んでいました。

全然違いました‼️

最高の入学式でした🌸
夫と私は大満足でした😆😆‼️
京都大学に入れて良かったね❗️って。
感動でした✨

🌸祝辞🌸(京都大学のHPより)

これから皆さんは、京都大学の学生となります。これまで皆さんは、大学入学を大きな目標として頑張ってこられました。それは皆さんの人生のステージにおけるひとつの大事なプロセスであったとは思いますが、これから皆さんは、一人ひとりが試行錯誤を重ねながら自らの目標を定め、それに向かって進んでいくという、新しいステージに入っていくことになります。その旅立ちに当たって、今日皆さんに、「自分をどのようにして発見していくか」、そしてその中で「自分をいかに表現して、実現していくか」ということについてお話しをしたいと思います。

 自らの本来の特性や適性を認識するということ、つまり「自己の発見」は、必ずしも容易なことではありません。その多くは、まだ皆さんの中に潜んでいて、皆さん自身によってすらまだ認識されていないかもしれないからです。それは自然に生じるというよりは、しばしば様々な新しい「出会い」を契機として、実感されるものです。「出会い」とは、新しい人かもしれませんし、特定の出来事や、場合によっては書物との出会いかもしれません。新たな「出会い」によって皆さんは、これまで自分でも意識していなかった、あるいは思いもかけなかった自分の特長や能力を発見することになるはずです。したがって大切なのは、皆さんが自らの精神と感性を、できる限りそれまでの思い込みや慣習から自由に解放し、新しい環境や変化する状況を恐れずに積極的に向かっていくことだと思います。

もうひとつお話ししておきたいのは、「自分をいかに表現して、実現していくか」ということです。特にその最も重要な手段の一つである「文章を書く」ことの効用についてです。今日、人と人とのコミュニケーションや個人的感情の表出の多くは、SNSなどのネット空間を介して、できるだけ短い文章や即席の画像で瞬時に行われるようになっています。ここで重視されるのはスピードです。しかし「文章を書く」ということには、単に情報を伝達し、感情を表現するということに留まらず、自分の思考や心理を見つめ、それが他者にも理解可能なものかどうかを検証するというプロセスが含まれます。この検証というプロセスは、学問においても非常に重要で、そのためにはできる限り正確な知識と十分な内省が必要とされます。皆さんはsearchとresearchの違いをご存知だろうと思います。英語の接頭辞reには「繰り返し」や「再び」の意味があります。つまり、情報を集めるだけならパソコンのサーチ・エンジンで検索するだけで十分かもしれません。研究(リサーチ)には、サーチして得た情報を繰り返し検証するという意味があります。私達が日々アクセスする膨大な情報の正確さを検証することは決して容易ではありませんし、私達の日々の思考や心理もその時々の外的状況によって大きな影響を受けます。こうした状況の中で「文章を書く」ということは、時間をかけてじっくりとこれらを検証しながら、できる限り正確な知識に基づいて、最も自分らしい思考や感性を作り上げ表現していくプロセスであると言えるでしょう。それこそが研究(リサーチ)への第一歩であり、それこそが皆さんの自己実現へつながる道であると私は確信します。

自分で「文章を書く」ことのもうひとつの重要な意味は、自分の感情を他者に対して最大限に表現できるということです。これから皆さんは、様々な領域で学術と科学の世界に入っていかれますが、そこでも文章を書くということは極めて重要な要素になります。我が国の免疫学研究の先駆者の一人であり、文章の達人とも言われた多田富雄先生と、遺伝学者の柳澤桂子先生との感動的な往復書簡、『露の身ながら――往復書簡いのちへの対話』という本の中に次の言葉があります。“(科学者は)自分が感動を持って発見したことを、同じ感動で人に伝えることを心がけなければならない。そうでなくて、どうしていい仕事だと認められるでしょう。”私も全くそのとおりだと思います。しっかりとした文章を書くということは、非常にエネルギーを要する仕事ですが、それは皆さんの精神力と思考力を鍛えてくれます。

今日から皆さんは、京大生として新しいスタートを切られます。臆することなく新しい環境に飛び込み、かけがえのない人たちと出会い、その中で思いもかけぬ自己発見をしながら伸び伸びと成長していかれることを、心から期待をしています。
(途中割愛)

⭐️息子の一言⭐️

『総長の祝辞は感動した‼️』

あ、やっぱり親子〜😆うん、うん。

京都大学のHPで、『総長の入学式祝辞』が過去のスピーチが見れます。
是非、ご興味のある方はどうぞ‼️

今日もご覧いただき、ありがとうございました。
子育ては色々ありました。
記録をNOTEに書くのが楽しいです‼️
またどうぞよろしくお願い致します。


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