ブータン活動日記#3 ~約2か月生活してみて~
ブータンに到着して約2か月が経過しました。
自分の本当の活動が始まってないこともあり、まだ2か月か~という気持ちのほうが強いですが、ここまでの心境の変化について綴っていこうと思います。
1か月時点の個人日記を振り返ってみたらこんなことを書いていました。
年末の振り返りでも書いたけど、苦しんでるなあ笑
ここから1か月経った今、まだ寂しさはあるけれど家は自分の好きな場所になりました。カーペットを買って床にゴロゴロしたりストレッチもできるようになったし、加湿器のおかげでロマンチックな雰囲気も感じられる。ほとんど毎日自炊しているし、野菜が安くて肉は調理が大変なのでほぼベジタリアンな健康生活をおくっている。
(加湿器についてはこの記事も読んでみてください笑)
そして薄々感じているのが、まだ2か月か~がもしかしたらずっと続くかもしれないということ。途上国あるあるなのかもしれないが、時間がものすごく長く感じる。ブータンは途上国といっても、つい最近JICAのくくりでは貧困国から低所得国にランクがあがった(あがる?)。それでも日本と感じるスピード感が違う。
学校は16時、省庁関係は17時に仕事が終わり残業がない。仕事の仕方もストレスを感じていないように見える。同僚との雑談が多いのがそう見える要因だと思う。日本にいたときは18時定時の会社に勤めていたが、だいたい帰りは20時前後だった。そんな中久しぶりに定時に帰ると夜の時間が長くて長くて驚いたのを思い出す。それが毎日なら、そりゃあ長く感じるか。
自由な時間が多いとその分一人で考える時間も増える。
自分のBucket Listにあった「協力隊に行く」「海外に住んでみる」という項目にチェックがついた今、私が次にやりたいことは何だ?2年間という期限付きで、ここで何ができて何を手に入れられる?私が将来向かうべき方向は?結婚したいな~(雑念)なんて、まだ現実的でない先の事ばかりに目がいってしまい焦りと不安を自分でつくりだす毎日。
今できることを、やれることを、と考えて電子工作・3Dプリンター・Webデザイン・Webサイト作成等いろんなことに手を出して収拾がつかなくなっているが、エキスパートになれる気もしないからせめてジェネラリストでいようとひたすら色んなことをやってみる。冬休み明け本格的に学校が始まったら、どれかは使えるだろう。
そんなこんなで、1か月のころよりは生活が馴染んできたけれど、技術的・精神的成長はまだまだだなあという感じです。あ、少しだけ英語は聞けるようになった!でも話すのができなさすぎるのでちゃんと勉強しなきゃ。この2年間で「英語を話せるようになる」にチェックを付けないと一生コンプレックスになってしまう。
だらける自分に喝を入れながら、夜はビールで労わって、次の1か月までまた走っていきたいと思います。
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